おんなごころ

この夏、新種の男子がまた出現しております。

今度は「女子会男子」。

乙女の解放区、女子会にたった一人で参加できちゃう男子のこと。

そういえば、カフェなんかでたまぁに見かけたような気もするなぁ、

女子会に妙になじんでいる男の子、あれが「女子会男子」だったのか。

今朝のめざましテレビでは

何度も女子会に参加しているというベテランの(笑)女子会男子と、

一度も参加したことのない初心者男子が女子会に参加、男女比率は5対1、

その「馴染み度」を隠しカメラが追跡していました。

ベテラン君はのっけから「素敵な女子会に乾杯!」と場の空気を一気につかみ、

話題の振り方、リアクション、すべてが自然、

彼が一人混じることで女子だけの時より盛り上がっているように見える。

一方、初心者君は圧倒的多数の女子の圧力に完全アウェイ。

女の子たちの方に目を向けることさえできずに

料理の皿に救いを求めるようにひたすら食べ続ける。

同情した彼女たちに話題を振られるも、その会話すら続かない。

シーン・・・女子会にあってはならない「沈黙」がしばしば訪れるのであった。

女の子がいっぱいの女子会に潜入してみたい男心もわかりますが、

どうやら、誰でも簡単に参加できるものでもなさそう。

なかなかにハードルの高い新種の男子。

どうやら「女子会男子」には必要な3条件があるそうで。

①「女子の意見を否定しない」

②「男子一人でも気にしない」

③「恋愛トークでは男ならではの意見をいってくれる」

これらをクリアできてはじめて禁断の女子会への扉が開かれるのだそうだ。

ふむふむ、な~るほど、わかるわかる、実によくわかる。

特に①「女子の意見を否定しない」、これは大事。

夫婦間でも恋人間でも同じ、女という生き物は否定されることが大嫌い。

というか、肯定されてなんぼの生き物であります。

「ねえ、ねえ、どう思う?」なんて聞いておきながら、

自分の考えは絶対変えない。

それを大抵の男は勘違いして、

良かれとばかりに意見しちゃったりして反発をくらうのです。

女性同士の会話がなぜエンドレスで続くかご存知だろうか。

カフェで、スーパーの店先で、庭先で交わされる女たちのお喋り、

「そうそう、そうなのよね~」「そうそう、わかるわかる~」のオンパレード。

決して相手の話を否定しない、共感を示して、

次の話題へと延々なめらかに転がっていくのだ。

「いや、それはちょっと違うんじゃない」なんてご法度。

女が話をするのは自分に共感してほしいからであって、

頭ごなしの男の意見などは求めていない、と思った方が無難(笑)。

自分の武器は矛に収めて、

女子会に自然に溶けこんで、

恋愛トークでは男の本音を暴露する。

つまり、「女子会男子」とは

国際スパイ並みの高度なスキルと覚悟が要求されるミッション・インポッシブル、

「おんなごころ」のプロフェッショナルといえましょう。

お盆休み、故郷の友達との再会が楽しい季節ですが、

女子会男子、めざしてみますか?

これがこなせたら、国際ビジネスでも成功できるかも。

女の子たちの中でたった一人のボク、に耐えられるか。

むむむ、国連外交よりも難しい?

(写真は)

大通公園のバラ園も残暑の風情。

ピンクの夏バラが行く季節を引き留めるかのように

健気に咲いていた。

台風が通り過ぎて、また夏が戻ってきてくれるかな。