ベランダチキン
「あら、そうだわ、香草がいるのよね」。
キッチンはさみを手に何気にお庭のハーブガーデンへ。
な~んてシチュエーション、
けっこう憧れていたりしましたが、
実際試してみると、確かに心地よいものでした。
マンション暮らしでも
ちょっと小洒落たハーブガーデン体験は十分可能であります。
夏のガーデニングのついでに
小さな鉢にローズマリーとミントを植えこんだのですが、
生命力豊かなハーブはすくすくと元気に育ち、
青々と香り豊かな葉を茂らせるのでした。
香り高いベランダハーブをどう楽しみましょうか。
そうだ、
帰省中の息子のサヨナラパーティーで活躍してもらいましょう。
わが家のチキン料理の定番、ローズマリーチキン。
摘みたての香草でお料理した鶏肉の旨さといったら。
ご近所スーパーに道内産チキンも
フランスのブレス産に負けない味わい。
小さなベランダガーデンはもちろん無農薬。
お口に入れても安全安心。
庭の緑をいただく幸せ。
しかもコストパフォーマンスの良さは言うまでもありません。
夏の名残りの陽光を存分に浴びたローズマリー。
不思議なことに夏の盛りよりも緑が濃くなって、香りも強く、
買ってきたハーブで作る冬場のローズチキンに比べると
香りの鮮烈さがまるで違います。
スカボロフェアーに行ってきたのかい。
パセリにセージ、ローズマリーそしてタイム。
サイモン&ガーファンクルの往年の名曲の歌詞がふと蘇ります。
この歌詞を初めて耳にした時は
それらの香草がいったいどんな香りなのか、
そもそも香草自体、昭和の食生活には縁遠く、
あくまでもイメージでしかなかったものですが、
そんな少女もイイ大人になって
パセリもセージもローズマリーもタイムも
普通に使いこなせるようになりました。
小さなベランダがはぐくむ小さな幸せ。
夏の終わりのベランダガーデンチキンが
そっと教えてくれました。
秋の夜露が来る前に美味しく摘み取らなくては。
ベランダを食べつくす秋隣にしましょう。
(写真は)
別名(笑)ベランダガーデンチキン。
ローズマリーの香りがうつったじゃがいもがまた美味しい。
猫の額のベランダも
もいい仕事しまっせ。

