ありのままビーチ

初秋の沖縄旅リポート連載中ですが、

私事ながらエポックメイキングな出来事がありまして。

え~っとですね、

携帯を機種変しました。

世界的話題のiphone6であります。

長年慣れ親しんだアンドロイド端末からとうとうiphoneへ。

野宮的大事件(笑)。

カタチから入る私、携帯だって、まず見た目(笑)。

液晶画面がすっきり見えるブラック仕様のグレーを選択、

保護ケースも気分を変えて、これまでの白から真っ赤なレザーに。

もちろん64GBにしたから容量はケタ違いの余裕しゃくしゃく。

この週末、下見のつもりでdocomoショップに寄ったのですが、

勢いで契約してしまったのね~。

だって、試しに手にとった新型iphoneが余りにも手に馴染んでしまって。

本当に心憎いほどによくデザインされています。

見た目はもちろん、人間が手にした時の収まりの良さと言ったら。

従来より大きくなったのに、薄くて軽くてそれでいて心地よい存在感を感じる。

そのデザイン工学的レベルの高さには脱帽。

で、ですね、まんまと、買っちゃったわけ。

おかげさまで(笑)初期設定にあたふたの週末でしたが、

iphone歴の長い遠方の息子のアシストも得ながら、何とか完了。

通信スピードも格段にアップ、操作もストレスゼロ。実に快適、超快適。

「もっと早く替えれば良かった~」なんて、

真っ赤なレザーケースの新しい恋人に夢中の自分が、いささか心苦しい。

すぐそばで、これまで私の通信環境を一手に支えてくれたかつての恋人が

液晶画面に「通信サービスなし」という悲しい表示を出しながら、

ひっそりと沈黙しているのです。

白いケースももう真っ白ではなくなって・・・。

私の喜びも、冷や汗も、すべて知り尽くしている白いアンドロイドさん。

本当に、今まで、ありがとう。

もう携帯端末として使うことはないのだけど、

いきなり引き出しにしまうのも可哀そうで、電源をACコードでつないでます。

最後のスイッチを切ることが、今は、まだ、できない。

新しい恋人の元に去ったくせに、かえってむごい仕打ちでしょうか。

でもね、もう少し、そばに置いてあげたいの。

携帯なしでは夜も昼も明けない現代、もはや端末に人格を感じるのは

私だけではないような気もします。

え?私だけ?(笑)。

ということで、

白い旧携帯との最後の旅となった初秋の沖縄へと戻りましょう。

その日気分でちいさな秋をさがす気まま旅。

到着した初日の夜は季節の変わり目特有の突然のスコールに歓迎されながら

那覇の居心地の良い居酒屋さんで新鮮な魚「いまいゆ」に舌鼓、

2日目は本島北部では名護のシンボルツリー「ひんぷんガジュマル」や

現存する戦前からの赤瓦の泡盛工場、隠れ家のような森カフェを訪ねました。

翌日はやちむんを求めて本島中部の中城村から読谷村へ。

島ごはんに外人住宅カフェの絶品タルト、

そして北谷のサンセットビーチで美しい夕陽を眺め、

アメリカンテイスト満載の伝説のダイナーでハッピーアワーを楽しみました。

白いアンドロイドさん、容量も多くないのに、頑張ってくれたよね(涙)。

ホント、ありがとね。

さあ、4日目の朝が明けました。

那覇のホテルの窓からは爽やかな青空が広がっています。

これまでで一番の上天気かも。

よし、決めた。初秋のこんな極上天気、

海と空が融け合う本島南部へドライブだ。

伝説の海カフェも行きたいし、あの名物てんぷらも食べたい。

そして、憧れの南部のロマンチック・ビーチを散歩してみましょう。

朝のラッシュが始まった那覇からレンタカーは一路南へ。

青空にぽっかり浮かんだミルキーみたいな雲を数えながら車でおよそ50分。

ほとんど人の手が入っていない真っ白い砂浜の美ら海ビーチがあるという。

そこに息づくのは、サンゴと貝と静かな波音と。

美しすぎる「ありのままビーチ」のお話はまた明日。

ああ、今日もいい天気だ。

沖縄の初秋はゴキゲンがいい。

(写真は)

鬱蒼とした濃い緑の小道の向こう・・・

誰にも教えたくない天国のビーチがあった。

ありのままの美しさに抱かれて。

もう、うっとり・・・。