マンビカーカレー
台風の動きから目が離せない三連休ですが、
まだ穏やかな秋の陽気に恵まれた昨日の札幌の主役は、
雪虫。
ふわふわ雪のような小さな虫たちがちょうど目の高さで舞うものだから、
道を歩いていると目や鼻は口に入りそうで、閉口します。
前を歩いていた野球少年もしきりに頭を左右にふりながら
小さな小さな雪虫とバトルしていました。
わかるよ~、難しいゴロより厄介だよね~。
雪虫とはタマワタムシ科のアブラムシたちのこと。
北海道に冬の訪れを告げる季節の使者です。
秋のよく晴れた風の弱い日に、
トドマツから冬を過ごすヤチダモの木に移動する習性があり、
雪虫を見かけると、それから10日くらいで雪が舞うともいわれます。
となると・・・今月末にも初雪?
札幌の初雪の平年日は10月28日、
さあ、今年一番の白い使者はいつやってくるのでしょうか。
初雪を気にかけながら、南国のビーチに思いをはせるのも乙なもの。
さあ、初秋の沖縄旅5日目、
慶良間諸島は渡嘉敷島への1dayバカンスリポートも終盤です。
赤間山山頂の東と西の展望台からの絶景や
沖縄の離島には珍しい水田のある風景に感動、
そして沖縄戦の集団自決跡地と犠牲者を慰霊する白玉の塔を訪問、
美しい島が抱える戦争の記憶をしっかりと胸に刻み、
島の代表的な2大ビーチへと向かいました。
ウミガメが住む美しい三日月型の渡嘉志久ビーチで
しばし、癒しの時間を過ごした後、
もうひとつの代表的ビーチ「阿波連(あはれん)ビーチ」へ。
島の南部にある長さ800mの白砂のビーチはこれぞザ・ケラマブルー!
水深はサンゴの上で1.5mほど、砂地の海底でも3~4mと
穏やかで遠浅の内海が広がる美しいビーチ。
真っ青な海にはシュノーケリングのポイントである無人島のハナレ島が
沖の方に浮かび、絶景のアクセントになっています。
静かだった渡嘉志久ビーチに比べて、
阿波連ビーチはビーチハウスやダイビングショップ、民宿などが立ち並び、
真っ白な砂浜には色とりどりのビーチパラソルが花開き、
9月のバカンスを楽しむ家族連れや若者などで賑わっていました。
あちこちから美味しそうな匂いも漂ってきて、
よしよし、ランチに渡嘉敷グルメを楽しむなら、このビーチですね。
さあ、島ごはんは何にしましょうか。
お?ここは良さげでありますぞ。
開放的なウッドデッキのテラス席がバカンス気分を盛り上げてくれそう。
ビーチに向かう小道のまん前にある「オクトパス・ガーデン」。
いかにも海の家って感じのお店が多い中で、
ここはちょっとお洒落なビーチバー風の作りが目を引きます。
1階のバーカウンターで注文をして、階段を昇って2階のテラス席へ。
う~ん・・・吹き抜けのオープンスペースに南国の潮風が吹き抜けて・・・
美しすぎるケラマブルーの阿波連ビーチが目の前に。
これは気持ちいい・・・。
テーブルの下でまったり昼寝を決め込んだ島猫の気持ちがよくわかる(笑)。
で、本日のランチは、タコライスもマグロ丼も惹かれたけど、
島でしか食べられないメニューに決定。
「シイラのカツカレー」。
シイラ。島の言葉でマンビカー。
南の暖かい海に獲れるスズキ目のシイラ科の回遊魚。
夏から秋にかけて脂ものって、もちもちした食感がさらに美味しくなり、、
バター焼きやムニエルなど油との相性が良い魚ですから、
こいつのカツカレーは絶対旨いはず。
ノンアルオリオンで喉を潤していると、はいはい、やってきました。
シイラのカツカレー。う~ん、南の島で嗅ぐカレーの香り、たまらない。
黄金色のカツにカレーを乗せて、まずは一口。
サクッ・・・ジュワッ・・・うっま~い!
シイラのカツは揚げたてではないですか。
作り置きのカツをチンして温めてなんて手抜きはしていない。
渡嘉敷島のまじめなマンビカーカレーに感動。
お腹も心も満足して、時計を見ると、1時になろうというところ。
効率よく回った3時間ドライブも終了の時刻、
港近くの食堂兼事務所でレンタカーを返して、
14時発の那覇行きの高速艇に乗るべく、ターミナルビルへ。
まだ、時間もあるので、小さな売店をのんびり物色。
渡嘉敷土産も買っていきたいもんね~。
試食して、めっちゃ好みだった「乾燥マグロ」と「マグロの佃煮」をセレクト。
渡嘉敷島近海はマグロの有名な漁場。
で、漁協が作る「まぐろジャーキー」は物産展でも人気のお土産ですが、
実はこの間の台風11、12号の影響で加工場の設備が故障して、
生産が一時ストップ、品薄の状態になりました。
でも港の売店には数に限りはあるようですが、ちゃんと並んでいましたよ。
「乾燥マグロ」は「ジャーキー」よりもしっかりした食感で、
ちょっとピリ甘辛の味つけが、オリオンビールと絶対合いそう。
うふふ、札幌帰ってからのちょい飲みが今から楽しみ。
さてさて、どこまでも青いケラマブルーの海のこちら側、
岸壁では真っ白い高速艇が待っています。
名残惜しい気持ちを胸にそっとしまいこんで、渡嘉敷島にお別れです。
朝9時半から14時までのわずか4時間半の滞在時間でしたが、
慌ただしさはまったく感じなかったのが不思議。
島に流れるゆったりしたリズムのおかげでしょう。
今回は贅沢な「下見」、
いつか島の夕陽と朝日を見に、今度は泊りで来たいな~。
また来るからね。
ケラマブルーに再会を約束して35分の船旅、
帰りは爆睡、気がつけば那覇(笑)。
まさに夢のような半日バカンス。
那覇ステイの素敵なオプションとしてお勧めです♪
(写真は)
高台から望む「阿波連ビーチ」。
この美しい青のグラデーション。
これぞ、ザ・ケラマブルー。
しばし絶句の青、あります。



