ご当地ネイル
初冬の沖縄から美しい海の写真が届きました。
あの渡名喜島の海です。
透明感をたたえるブルーの海。
赤瓦の民家が並と真っ白いサンゴの小道を思い出します。
さくさく・・・歩くたびに優しい音がしていたっけ。
また行きたいな~。
旅の神様の気まぐれで、諸事情から本来の目的地への出発がかなわず、
沖縄一人旅とあいなった女子友から届いたメール。
これもきっとご縁。沖縄の何かに呼ばれての旅でありましょう。
本島をベースに久高島、渡名喜島と冬の初めの島めぐり中。
今から旅のお土産話が待ち遠しいわぁ。
素敵な出会いがあったかな~。
そういえば、私は那覇で菩薩に会いましたよ。
「いや~ん、何でこんな時に~」。
初秋の沖縄旅の途中、一気にテンションが下がった瞬間が。
ふとした拍子にネイルに亀裂が・・・。しかも右手の人差指。やばい・・・。
行きつけのサロンは遥か札幌、どうしよう、パリンと折れちゃったら大変。
ケガでもないのに、絆創膏巻いて応急処置、人差し指をかばいながら
那覇の国際通り裏のニューパラダイス通りを歩いていたら、
あ、ネイルサロンがあった!
ネイル用の接着剤あるかも~。
さすが沖縄。
小さなネイルサロンにも赤瓦の屋根に可愛いシーサーが載っています。
キュートな店内にはネイリストさんが一人。
「すみませ~ん、爪に亀裂が入っちゃって、グルー(接着剤)あります?」
「あ~、ごめんなさい、販売用には置いていないんですよ、折れちゃいました?
お爪見せてもらえます?応急処置できるかもしれませんから」と
予約なしのお客なのに親切に対応して下さいます。
わぁ~ん、那覇に仏、いやマリア様か。
「え~っと、自爪までは亀裂入っていませんね、
上から透明ジェルで厚めに補強しておきますね、
お帰りになったらサロンでお直ししてもらってくださいね」
傷ついた私の爪ちゃんをいたわるように優しく優しく応急処置してくれる。
ネイリストさんがだんだんナイチンゲールに見えてきた。
「はい、これで旅行中は心配ないと思いますよ」
右手の人差指は見事に復活、良かったぁ~。
「あ、ありがとうございますぅ!助かりましたー!おいくらですか?」と尋ねると
「いえいえ、代金はけっこうですよ、応急処置しただけですから」と
ナイチンゲールさんは菩薩のようなお言葉をのたまう。
「え~・・・、本当にいいんですか?」
「はい」にっこり。ニューパラダイス通りに菩薩がいた。
旅先で受けた親切は本当に心に沁みます。
ネイルのご恩はネイルでお返しせねば。
店内には美しいネイルデザインの見本がいっぱい。
キラキラ独特の光を放つきれいなデザインに目が止まりました。
「琉球ガラスを使ったオリジナルデザインなんですよ」。
ターコイズやコーラルピンクのベースの上に
琉球ガラスが小さな宝石のようにちりばめられています。
ハイビスカスやマリンモチーフを描いた海ネイルや
琉球織物伝統のミンサー柄のデザインも
「今度、沖縄に来たら、真っ先にここでネイルしてもらいます!」。
スタートはその土地ならではのご当地ネイルのお洒落から。
そんな旅スタイルも素敵です。
鶴の恩返しならぬ、爪の恩返しを誓って
小さなネイルサロンを後にする。
さあ、爪も万全、残り少なくなった初秋の沖縄旅。
名残惜しい昼ごはんはどこにしようか。
国際通り裏をまた元気に歩きだすのでありました。
(写真は)
沖縄ならではのご当地ネイル
琉球ガラスネイル。
うちなんちゅも観光で来た女子も
ここでしかできないきらめきにキュン♪

