ごちそうみかん
あなたは今しか出会えない冬の女王さま。
その美味しさにひれふしてしまいます。
やっぱり大好き、メロゴールド♪
毎年1月から2月になると果物売り場に登場する、
今が旬のアメリカ生まれのスーパー柑橘、それが「メロゴールド」。
見た目は大きめのグレープフルーツですが、やや下膨れ体型で
お尻がどっしりしているところに親近感を感じます(笑)。
4倍体グレープフルーツとポメロ(文旦とグレープフルーツの交配種)を
かけあわせて作られた果物で、1958年にカリフォルニアで誕生、
2000年以降、日本でもお目見えするようになりました。
その果肉はグレープフルーツのような苦味がなく、
酸味も強くなく、甘味があって瑞々しくてとっても食べやすいのが魅力。
一度食べると、はまる美味しさ。
白い袋も手で簡単に面白いように剥けるのでナイフ要らずなのも嬉しい。
すっぱいフルーツはどうも苦手で・・・なんていう男性にもおすすめです。
しかもビタミンCはグレープフルーツの1.5倍で
甘いのに糖度はグレープフルーツよりも低いという優等生。
この時期、みかけたら、お見逃しなきように。
そうなんです。
グレープフルーツのように年中手に入るわけではありません。
このメロゴールド、現在生産されているのはアメリカだけで、
その収穫は11月から12月、日本に出回るのは1月から2月あたりに限られ、
まさに今が旬の果物なのです。
流通や栽培・保存技術の発達によってバナナやオレンジなど輸入果物は
通年買えるのが当たり前のように思っていますが、
このメロゴールドは雪が消える頃には姿を消していることでしょう。
雪の季節にしか出会えないカリフォルニア生まれの冬の女王さま。
その季節にしか食べられないということが、
便利になった現代にあっては、むしろ「ごちそう」かもしれません。
どっしりと安定感のある体型、緑がかった黄色が美しい外皮、
「食べるジュース」と呼ばれるほど果汁たっぷりのメロゴールドは
冬季限定の「ごちそうみかん」であります。
冬の陽光眩しいカリフォルニアの風景を想像しながら
大きなごちそうみかんを剥きましょうか。
あ、皮を剥くときは頭のてっぺんからがおすすめです。
立派なお尻に向かって優しく優しく剥いてあげてね。
その香りと瑞々しさにノックアウトされちゃって下さい。
(写真は)
今しか出回らないごちそうみかん「メロゴールド」。
両親はグレープフルーツとポメロ。
ポメロの両親はグレープフルーツと文旦。
そういえば・・・果肉の爽やかな切れの良さは
土佐の文旦をどこか似ています。
龍馬さんにも食べさせてあげたかったな。

