余寒お見舞い

バレタイン明けの日曜日、札幌は朝から吹雪模様。

家々の屋根に積もった雪がブリザードのような強い風に吹き飛ばされ

見慣れた景色が一瞬、真っ白、ホワイトアウトになっています。

立春過ぎても本気の寒さが続く今日この頃。

まさに「余寒お見舞い申し上げます」ですね。

立春過ぎてもなお続く寒さのことを「余寒」と言いますが、

そんな季節に出すお便りが「余寒お見舞い」、

2月の下旬頃までは出せるそうです。

完璧な雪景色が続く北海道は

とても「余った寒さ」なんてヤワなものではありませんが、

暖かい地方では梅がほころび、早咲きの桜が咲いたり。

南北に細長い日本列島、余寒の風景もさまざまです。

本日の天気図を見れば、それが一目瞭然。

北海道など北日本を覆う等圧線は縦にびっしりと幅の狭い冬型のライン、

一方、南の地方はゆるやかな横のラインを描く春近し型。

最高気温も東京は12度、福岡は14度、那覇は21度の予想、

そりゃあ、梅も早咲きの桜も咲くだろうさ(笑)。

冬の天気図は縦のストライプ、春の天気図は横のボーダーなのね~。

春になるとボーダー柄がやたら着たくなるのも納得納得。

ボーダーのカットソーなんてまだまだお預けの余寒の日曜日、

夫は朝からいそいそと例のご近所パン屋さん「円麦」へ。

吹きすさぶ雪も風ももろともせず、

クロワッサンにパン・オ・ショコラ、生ハムのフィリング入りフォカッチャ、

イチジクのロデヴに山形食パンが入った袋を提げて帰ってきました。

さあ、もう一度朝のコーヒーを入れて、

気持ちの温かいお気に入りのパンたちを賞味しましょう。

梅も桜もまだまだ深い雪のなかだけど、

こんな日曜日の朝をいくつか過ごすうちに

ボーダー柄の春の天気図はきっとやってくる。

春を待ちながら道産小麦の香りがする真面目なパンをほおばる。

なんてことない、こんな朝のことを、幸せと言うのかもしれない。

は~るよ、こい。

(写真は)

焼きたての性格の良いパンたち。

「地下鉄駅近し」とか「風光明媚」とか「文教地区」も惹かれるけど、

「徒歩圏内に美味しいパン屋さんあり」。

そんな不動産広告があったら、引力あるかもね~。

生ハムフィリングのフォカッチャは赤ワインにも合いそう。

夜に少しとっておこうと思ったけど、完食(笑)。