海の森
青い星
緑の星
水の星
恵みの源
海の森
ザ・爽やか。
すっきり晴れ渡る青空、澄んだ空気は緑の香り、
朝早くからエゾハルゼミやヒヨドリがご機嫌で鳴いている、
初夏の札幌の心地よさは本当に世界に自慢したくなる。
宇宙から眺めるこの星は本当に美しいという。
緑の陸地と水をたたえる海に恵まれた地球は青い星。
今、地表の7割を占めるその海が危機に瀕しています。
豊かな生態系を育む「海の森」が消えてしまうかもしれない。
「コンブ 海の危機の象徴」。
北海道新聞で連載中の企画「気候異変」のインタビュー編の見出しです。
この30年間で北海道のコンブ漁獲量は3分の1に激減、
コンブ不漁は海の危機の象徴だと専門家が指摘していました。
ロシア極東が起源の道内沿岸のコンブは冷たくて栄養豊富な海でなければ
十分に育たないのですが、近年の海水温上昇で生育環境が脅かされています。
海の中では1~2度上がるだけでも生き物は大きな影響を受けるのに、
昨年夏の北海道周辺の海水温は平年より4~5度も高く、天然コンブの成熟が
進まず、胞子の放出も遅れて養殖用の種苗生産にも影響が出ました。
今季はエゾバフンウニの不漁が伝えられていますが、
ウニが大好きなコンブそのものが脅かされている状況は深刻です。
コンブは小魚やウニ、カニ、エビなどのおウチとなる「森」をつくります。
海の中のコンブの森でさまざまな生き物が安心して産卵したりできますが、
その海の森がなくなれば豊かな北海道沿岸の漁場が壊れる恐れがあるのです。
北海道のコンブは上質な高級品としてのブランド価値があります。
世界のコンブは19種しかなく、そのうちの11種が北海道周辺のみに生育、
しかも他地域のコンブと比べて北海道のコンブのうまみ成分はダントツ。
「北海道のコンブは唯一無二の存在」と専門家も断言していました。
北海道周辺の海水温上昇は暖流である黒潮の北上が原因らしいのですが、
陸上と違って調査研究や将来予測が遅れていて、
海の中はまだまだわからないことだらけ。
ですが、海水温が上がり続けていることだけは明白です。
うまみ成分のかたまりである天然コンブがもしも消えてしまったら。
お魚の赤ちゃんやウニやカニやエビのマイホームがなくなる、
海の生き物が安心して次世代をつなげる産卵場がなくなる。
北海道の豊かな海の景色が変わってしまう。
世界に誇る和食のだし文化も危機を迎えてしまう。
北海道の海の森の危機。私に何ができるのか。
まず「昆布を食べること」で業界の活性化につながり、コンブの危機に
立ち向かう機運が醸成されると記事は締めくくられていました。
よし、おいしい昆布のだし、もっともっと大切にとろう。
昆布に感謝。
海の森を守りたい。
(写真は)
水無月の花
我が家前の紫陽花ロードも
ほのかに色づきはじめた
紫陽花の森も美しい


