360度のごほうび
南国のアイランズ・ブリーズが吹き抜ける来間島の楽園カフェで
絶品ドラゴンバナナシェイク&マンゴーグラニータでの~んびり。
お店の名前通り、「PaniPani(パニパニ)」になりました。
そう、宮古方言でますます「元気」になった旅人は
美しい来間大橋を渡って、対岸の宮古島へ戻ります。
夏の沖縄旅7日目リポート。
那覇ステイから飛行機で飛んできた1泊2日の「旅中旅」。
初日はまず伊良部大橋を渡って伊良部島・下地島へ。
さらに宮古島の北にある池間大橋から海人の島、池間島。
そして翌朝、東急リゾートからもほど近い来間大橋を渡って、
美しく静かな隠れビーチと楽園カフェの島、来間島へ。
たった1泊で宮古島を起点にレンタカーで5つの島を制覇しました。
やった!フルマラソンを完走したような、この達成感(笑)。
「沖縄の離島に行きたいけどぉ、
旅の日程もそうとれないし、ていうか船に弱いしぃ」などなど、
さまざまな理由から離島トリップをあきらめているあなた、
美しい橋で本島や宮古島からつながる離島は意外にたくさんあるのです。
沖縄旅行のプランニングの折には
日帰り離島旅、1泊2日の離島ショートトリップなどなど、
ちょっとオプションに入れておくと、旅の幅がぐんと広がります。
レンタカーで青い海の上をアイランズ・ドライブ、爽快ですよぉ。
さて、てなわけで、5つの島をレンタカーで駆け抜けた旅人は
最後の来間大橋を渡って起点の宮古島に戻ってきました。
まだ午前中、これぞ宮古晴れという真っ青な夏空も広がってきたし、
那覇への帰りの飛行機は17時発、ぎりぎりまで宮古島を堪能しましょう。
地図を広げて、三角形をした宮古島をもう一度眺めます。
北部、西部、南部はすでに制覇、
残るは東部に突き出た細長い半島にある絶景岬。
日の出の名所としても名高い「東平安名崎(ひがしへんなざき)」です。
よし、沖縄の言葉で「あがり」(東)へいくぞぉ。
さすがに名所、いまいち相性の悪かった(笑)ナビも
すんなり、ご機嫌良く「案内開始」。ほっ。
「東平安名崎」は宮古島の南東の端にあり、平良市街地から車で40分ほど、
今いる与那覇からだと30分もかからずに到着しそうです。
何といっても「日本百景」にも選ばれた絶景ポイント。
宮古島観光には「与那覇前浜」「池間島」「来間島」とともに
絶対はずせない見どころスポットであります。
レンタカーは三角形の底辺にあたる島の南部を爽快ドライブ。
宮古島の南部海岸は極上リゾートが点在する注目エリア。
青い海と空、濃い緑にヴィラの赤瓦が美しいゴルフリゾートや
静謐な空間に完全独立型ヴィラが佇む隠れ家リゾートなど
上質な大人の時間を過ごせる至福のエリア。
まあ、恋人と訪れるには、これ以上ない舞台設定。
まず、とりあえず恋してから、予約しましょう(笑)。
むふふ、一緒に来るなら斎藤工か福士蒼汰か(若っ)(笑)。
しょうもない妄想しながらハンドルを握るうちに、
やってきました「東平安名崎」。
「日本百景」の名所だけあって、岬の途中に設置された駐車場も広々。
まだ午前中の早い時間なので車の数は少なめなので、
悠々と好きな場所にレンタカーをとめて、外に出ます。
わっ、風、強っ!
だよね~、もう、島の東の突端に突き出た岬だもんねぇ。
真っ青な宮古ブルーの青空には真っ白な積乱雲。
気温もぐんと上がってきましたが、強い風のせいか、さほど暑さを感じません。
駐車場から岬の先端にある東平安名崎灯台までは
徒歩5分~10分という遊歩道を歩くのですが、まあ楽勝でしょう。
風に帽子を吹き飛ばされないように押さえながら
日に照らされて真っ白な遊歩道を元気に「パニパニ」っと歩き始めます。
おおお~、両側に広がる緑の間隔が歩を進めるたびにどんどん狭まる。
ある地点から左右両側に緑&濃いブルーの海が見えてきた。
細長い半島の先端に向かっているのを実感します。
しかし・・・暑い。風はどんどん強くなるが、宮古島の炎天下、
日陰のない遊歩道を5分も歩けば、北国からの旅人は汗がにじみ喉はカラカラ。
楽勝・・・とはいかなんだ。
だがしかし、頑張って歩いたご褒美が待っていました。
うっわぁ~~~!絶景かな、絶景かな!
緑と海のコバルトブルーのコントラストが素晴らしい岬の先端。
360度ぐるりと海に囲まれたような感覚は初体験。
映画「タイタニック号」のあの舳先の名場面の大自然ヴァージョンだ。
岬の先端に立って(もちろん安全柵あり)両手を広げて、海に向かって、
「タイタニック」ポーズを一瞬、決める。超、キモチイ~イ。
真っ白な「東平安名崎灯台」は
1972年(昭和42年)に風光明媚なこの岬に初点灯。
地上から灯台頂部まで昇ることもできるそうですが、今回はパス(笑)。
灯台の足元からでも十分360度のパノラマ絶景を堪能することができます。
宮古島本土側を見れば平坦でなだらかな風景が広がり、
西側は紺碧の海、南方向は太平洋の大海原。
「ここに地終わり、海始まる」
ふと、ロカ岬に刻まれている有名な碑文が浮かびました。
ユーラシア大陸の西の端にある断崖絶壁の岬。
ポルトガルの岬は紺碧の海を航海する船を見守る赤い灯台、
東平安名崎の灯台は真っ白ですが、
旅人をつかの間の詩人にするには十分な魅力があります。
風さえ強くなければ、ここにペンと紙があれば、
私も詩人カモンイスに負けない詩が書けそうな・・・わけはない(笑)。
毎年4月の中旬には真っ白なテッポウユリが咲き乱れ、
満開の時季には純白のじゅうたんを敷きつめたような
それは美しい景色が広がるそうです。
そして日の出の素晴らしさは必見、
お正月の初日の出には毎年大勢の人がご来光を拝みに訪れるとか。
宮古島版ロカ岬で一年の計を立てるなんて、素敵。
ここに何か終わり、何かが始まる。
人に再生の希望を抱かせる力強い絶景が待っています。
遊歩道をゆっくり歩いて10分。少々体力を使いますが、
宮古島の東平安名崎。
素晴らしい360度のご褒美が待っています。
(写真は)
紺碧の海に2kmに渡って突き出す「東平安名崎」。
最大160m、高さ20mの琉球珊瑚礁の石灰岩から成る美しい岬。
右に太平洋、左に東シナ海を望む360度のパノラマは必見。
ねっ?ここに地終わり、海始まる、な絶景でしょ。
ぜひ詩作に耽って下さい。

