ハーフメイク?

夏至から

数えて11日目

半夏生

半化粧

ハーフメイク?

今日から7月。いよいよ夏真っ盛り、と思いきや、

真夏日の週末から明けた月曜日は朝から気温はやや低め。

早朝は青空が顔をのぞかせていましたが、今はどんより曇り空。

今年の文月はちょっと物憂げにスタートです。

そんな今日7月1日は「半夏生」。

二十四節気の「夏至」をさらに三つに分けた七十二侯の雑節の一つ。

雑節とは八十八夜、入梅、土用など、日本独特の繊細で

移ろいやすい季節を表すための暮らしに根づいた暦を指します。

半夏生は夏至から数えて11日目にあたり、

この時季は「半夏雨(はんげあめ)」と呼ばれる大雨になることが多いので

昔からこの日までに田植えを終えないと収穫が減る「半夏半作」になるとされ、

農作業の大切な目安になってきたといわれます。

このところ線状降水帯などの影響で大雨が続く日本列島ですが、

昔の人々は気象衛星もAIもない時代に様々な経験則からこうした暦を編み出し、

大切な田んぼや畑、漁模様などを差配してきたわけで

「半夏生」などは本当に大切な節目だっただろうと思います。

半夏生、ちょっと不思議な語感のある言葉そのものの由来は

「カラスビシャク」というサトイモ科の山野草の別名。

この時季に田んぼや畑の脇に地味な小さな花が穂状に咲きますが、

同時に花に近い葉が白くなり、大きな花びらのように見せることで

虫たちに開花を知らせアピールする広告塔も役目を果たします。

白い葉っぱが穂状の花を包む苞(ほう)の形が

カラスが使う小さな柄杓に見えることから名付けられた「カラスビシャク」は

夏に半ばに生えることから「半夏生」とも、

または葉っぱが白くなるから「半化粧」とも呼ばれるようです。

半化粧・・・面白いネーミングですねー。

半分だけお化粧、ハーフメイク・・・うふふ、なんだか親近感。

コロナ禍のマスク生活では、マスクで隠れる顔下半分はノーメイク、

上半分の目と眉だけ化粧して済ませる日々が続いていましたっけ。

まさに、半化粧、ハーフメイクであります。

街中のマスク着用率も気温の上昇とともに減少傾向ですが、

TPOに応じてマスクを着けたり外したりしていると

うっかり、口元のメイクを忘れ、ノー口紅で慌てることもしばしば(笑)

半夏生の今日、半化粧?ハーフメイク?

とにもかくにも、夏が来ました。

(写真は)

紫陽花ロード

紫の紫陽花も満開

花に見えるのはガクが変化した装飾花

紫陽花もメイクする季節