でかうず天国
今日から9月。
家中のカレンダーが一斉に秋色に変わりました。
青い海と空の写真が続いていたJTAのカレンダーも
9月は波照間島の美しい星空にシフト。
南十字星を肉眼で見ることができる日本最南端の島の夜空が
小さな秋をそっと知らせてくれています。
旧盆も過ぎて沖縄の秋の気配が感じられる頃でしょうか。
さてさて、「夏の沖縄旅」7日目リポート、
1泊2日の宮古島「旅中旅」もいよいよエンディング。
「あたらす市場」で島のお土産を色々ゲットし、
目の前のレンタカー事務所で車を返し、空港に無事到着。
すると17時発の那覇へ戻る飛行機が機材繰りの都合で
出発時間が45分ほど遅れる見通しとのこと。
まあまあ、今日は那覇へ帰るだけ、急ぐ旅でもなし、
空港でお買い物する時間もできたということで
のんびりショッピングでも楽しむことにいたしましょう。
うふふ、気になるあのパンも探したいしね。
そう宮古名物「うず巻きパン」の親分というかBOSSというか、
宮古空港限定「でかうずパン」であります。
くるくると巻いたパンの間に
真っ白でお砂糖シャリシャリ感がたまらないクリームをはさんだ
宮古のソウル菓子パン「うず巻きパン」の5倍サイズを誇る「でかうずパン」。
ま、早い話が個別包装用にカットする前の状態のジャンボパン。
製造元の「富士製パン」の工場直売所で
「あれは空港限定なのよね~」と気さくな社長夫人に教えられ、
旅の最後のお楽しみにとっておいたのでした。
え~っと、確かお店の名前は「おみやげ専門店 砂山」。
宮古随一の名物ビーチにちなんでいるのね~。
あ、ありましたありました、「砂山」。
「紅イモスイートポテト」や「うず巻きラスク」など
美味しそうな宮古土産のお菓子が並ぶ店の一角に
どど~んと、でっかなうず巻きパンが何本も並んでいます。
超特大のふわふわロースハムが横たわっているようで
そのさまは、圧巻。
通常サイズの5倍の切らない「でかうずパン」は
入荷したそばから売れていく人気商品。
見かけたらゲットすべしとガイドブックにも書いてあったような。
迷わず、一個(一本?)を手に取ります。
ずしっ・・・重っ!
この重量感、クリームとパンの重さで真ん中がややたわむほど。
この重さは、菓子パンの域をはるかに超えています。
「ゼブラパン」に「ブルース」などなど
沖縄の菓子パンはハイカロリー軍団が目立ちますが、
この「でかうず」は人気、カロリー部門では文句なしトップクラス。
通常サイズでも軽く5~600キロカロリーはありそうですから、
×5ってことは・・・600×5=3000キロカロリー・・・!?
いやいや、宮古が誇るソウル菓子パンを前に
カロリーなどいちいち気にするのは野暮というもの(笑)。
シャリシャリお砂糖の白いクリームに身も心もゆだねましょうぞ。
富士製パンを始め、数社が製造している「うず巻きパン」ですが、
パンやクリームの食感、その割合などそれぞれ微妙に違うそうで、
空港で買ったディープな宮古本(のちに詳述)によれば
特に人気が高いのが伊良部島製の「うず巻きパン」らしい。
伊良部島の漁協直営の食堂でおやつに買って食べました。
パンと二重構造と言えそうなほどたっぷり巻かれたクリームは
お砂糖のシャリシャリ感も半端なく、舌にはっきりと結晶が感じられたっけ。
その懐かしい甘さは東京で行われる
「伊良部郷友会の大運動会」の賞品のひとつとして出されるとか。
東京で同郷の大運動会が行われるのも驚きだが、
大都会で遠い南の故郷を懐かしみながら、郷愁とともに食べるうず巻きパン、
あらゆる意味で単なる菓子パンの域を超えている。
う~む、宮古諸島各地の「うず巻きパン」の実態をぜひ調査したいのもだ。
ていうか、単に色々食べ歩いてみたい(笑)。
「はい、でかうず1本ですね、750円です」。
店員さんがたわむほど重い「でかうずパン」を
そ~っとキレイな専用紙ボックスに入れてくれた。
小さなメロンが2個は入りそうなサイズ。
甘い甘~い宮古の思い出を大切に抱えて、さあ離陸・・・と思ったら、
そうだった、45分遅れだった、まだ時間もあるし、
新聞、雑誌コーナーでも見てみようかな。
「旅に出たら、地元紙をチェックせよ」。
野宮的旅のセオリーに従って空港売店をクルージング。
そこでまた、宮古的な実に宮古的なモノを発見。
離陸時間ギリギリまで、
旅は発見の連続なのだった~。
明日へと続く。
(写真は)
見よっ!
ずしりとたわむ迫力の「でかうず」。
キャンドル立てればバースデー菓子パンにもなりそうだ。
みんなで食べるときっと美味しいね。

