近未来コーン

これが・・・トーキビなの?

真っ白で・・・甘くて・・・、

近未来からやってきたフルーツみたい。

おいしくて、しろい。

その野菜の名前は「ロイシーコーン」。

知り合いの農家さんから届い宅配便。

箱の中にはタマネギ、人参、北海道産のサツマイモなどなど。

秋の収穫の喜びがぎっしり詰まった一番上に

新聞紙にくるまれて大切にそっと置かれていたのが、

雪のように真っ白なトーキビ。

初雪が降るこの時季にトーキビに出会えるなんてびっくり。

ハウス栽培されていたものでしょうか。

「おいしい・しろーい ロイシーコーン」。

同封されていたリーフレットのキャッチコピーがユーモラス(笑)

どうやらダジャレから生まれたネーミングのようですが

「甘味が強くミルキー風味のとうもろこし」なんだとか。

白いトーキビといえば「ピュアホワイト」などの品種が知られていますが、

この「ロイシーコーン」はさらにそれらの進化系の新品種。

もともと甘みの強いスイートコーンを

何度も品種改良してできたのが「ピュアホワイト」などのホワイト種。

それをさらに改良を重ねて生みだされたのが「ロイシーコーン」。

最大の特色は傑出したその甘さ。

平均糖度が17~18度というから驚きます。

秀逸なメロンの糖度が15~16度と言われますから、

メロンより甘いトーキビ、これは既に野菜の枠を超えています。

従来のホワイト種よりもサイズが大きいのも特徴、

頂いた「ロイシーコーン」も手に持つとずっしり重く、

食べる前から実がみっしり詰まった感じが伝わってきます。

皮も極薄なので「生」でもおいしく食べられ、

電子レンジで3分チンするだけでもOKだそうですが、

今回はリーフレットに書いてある「おいしい茹で方」にチャレンジ。

うす緑の皮を1枚だけ残して剥き、

水を入れた鍋にトーキビを入れ、沸騰してきたら5分茹でて、

すぐに冷たい塩水に入れて、冷めたら食べ頃とか。

せっかくだから日高の海で採れたおいしい塩を使いましょう。

北海道の大地が育てた真っ白いトーキビが

北海道の海の塩入りの産湯に気持ちよさそうにプカプカ。

さあひと肌程度に冷めました。

いざ「ロイシーコーン」実食!

シャクッ・・・ジュッワァ~・・・

あ・・・甘ぁ~~~い!

「なんじゃ、こりゃあ~!」

思わず松田優作になってしまった(笑)。

極薄の皮が小気味良く歯に当たった瞬間、

大粒の真っ白な実が弾け、メロン超えの甘い果汁が口中を駆け巡る。

いや待てよ、トーキビに「果汁」はおかしい?

トーキビは野菜でしょ?だがしかし、この甘さは・・・???

真っ白いトーキビの陶酔するような甘さに

脳が混乱していている。

茹でてもなおしゃきしゃきとフレッシュな食感と強い甘さに

脳の情報処理が追いついていかないのだ。

物凄く甘い梨のようなフルーツを食べているよう味覚を

「野菜」?「果物」?「スイーツ」?

どこのカテゴリーで情報処理すべきか、脳が追いついていかない(笑)。

皮が歯の間にはさまってしかたなかった昭和のトーキビ、

品種改良とともにどんどん甘くなってきた平成のトーキビ、

バイカラー種などの甘いトーキビがどんどんデビューしましたが、

懐かしいトーキビの香りよりも甘さが際立つ進化系コーンには

さすがに脳も驚いちゃいました。

「ロイシーコーン」、

もはや、フルーツ売り場に置いてもいいんじゃない?(笑)

ここまで進化した近未来コーン、

ただ丸かじりするのは、何だかもったいないような。

甘いフルーツとして、前菜やサラダやスイーツに大活躍できそうです。

野菜や果物の枠組みを超えたカテゴリーレスな最新農産物。

さあさ、トーキビの進化に追いついていかなくちゃ。

食べる方もうかうかしてられません(笑)。

昭和は遠くなりにけり。

(写真は)

雪のように真っ白な「ロイシーコーン」。

熱を加えてもその白さはくすみません。

甘くて美白な近未来コーン。

女子力も高いのです(笑)。