トンテンカンテン
男の子はサッカー選手、
女の子は食べ物屋さん。
子供たちが「大人になったらなりたいもの」、
第1位はそれぞれ人気の職業がランクイン。
そうだよね、カッコいいよね、素敵だよね。
第一生命保険が昨日発表した
「大人になったらなりたいもの」アンケート2015年版。
全国の未就学児から小学6年まで子供1100人に聞いた結果、
男の子の第1位は6年連続で「サッカー選手」、
女の子の第1位は19年連続で「食べ物屋さん」と根強い人気を誇る一方、
注目すべきは男の子の第4位「電車・バス・車の運転士」。
1989年の調査開始以来初めての上位ランクインだそうで、
昨年春の北陸新幹線開業効果とみられています。
今年3月にはいよいよ北海道新幹線が開通、
初めて北の大地まで新幹線がやってきます。
カッコいい制服、制帽をかぶって、
ボクも新幹線を颯爽と運転してみたいなぁ~。
そんな男子がさらに増えるかもしれませんね。
「運転士」人気ますます上昇か?
反対にランクを下げたのが女の子の11位「お花屋さん」。
ベスト10から漏れたのは7年ぶりとかで
第一生命は「お花を買う機会が減っているのでは」と分析。
ふ~む、確かにねぇ、親もちょっとした普段のお花なら
スーパーの花売り場ですませちゃったりするもんねぇ。
子供たちがお花屋さんが触れる機会といったら母の日くらい?
いや、母の日のカーネーションもスーパーで買えるか。
「大人になったらなりたいもの」。
敏感に、または微妙に、時代の流れと連動しているのか。
だがしかし、新聞各紙は特に指摘していませんでしたが、
野宮的に注目したい職業がありました。
それは男の子の5位にランクインした「大工さん」。
建築家でも店舗デザイナーでもなく「大工さん」です。
野球選手、医者、宇宙飛行士、消防士などと並んで
日本が誇る伝統的職人さんの代表「大工さん」が堂々のベスト10入り。
しかも歴代のベスト10を調べてみると、
2011年、2012年の10位から、2013年は8位、2014年は6位、
そして今回2015年は5位と着実に順位を上げているのです。
「大工さん」のこの健闘ぶりは何だか嬉しい。
サッカー選手も宇宙飛行士もカッコいいけど、
トンテンカンテン、自らの技術と経験と誇りを持って、
一から「お家」を建てていく「大工さん」も超カッコいい。
子供たちがそんな風に職人仕事を身近に感じているとしたら
それは凄く素敵なことではないでしょうか。
子供の頃、近所に畳屋さんがあって、私は女の子だったけど、
職人のおじさんの仕事を見るのが好きでよく通ったものです。
口一杯に頬張った水を一気にプーッ!と霧のように畳に吹きかける様や
とんでもなく太く大きな針をぶすりぶすりと事もなげに
分厚い畳に突き刺す手元を飽かず眺めていた記憶があります。
おじさんはただ黙って手を、全身を動かしていた。
長年その体と手に沁み込んだリズミカルな動きは
心地よい音楽を聞いているようで、無性に楽しかった。
ガラス戸にへばりつくようにじ~っと眺める女の子に
畳職人のおじさんが話しかけてくることはなかったけど、
拒絶されている感じは全然しなかった。
むしろ、「どうだい?カッコいいだろ?これが職人よ」、
そんなおじさんの心の声が聞こえてくるような気がした。
うん、おじさんは、ホント、カッコ良かった。
大きなクレーンや鉄骨組みの現場が目立つ昨今ですが、
今でも木の香りが清々しい現場で
シュワッ、シュッワーと見事な鉋さばきを見せる大工さんの仕事を
じ~っと飽かず眺めている男の子は少なからずいるんだ。
「大人になったらなりたいもの」5位は「大工さん」。
一からお家を建てる職人さんは、カッコいい。
頑張れ!ニッポンの大工さん。
(写真は)
湯気でよくわかりませんが(笑)、
寒さ厳しい季節の定番「カレー鍋」。
〆は群馬名産の超幅広「鬼ひも川」を投入。
野菜やお肉の旨みたっぷりにカレーに
ぴろぴろの幅広麺がからんで、もう最高。
寒い現場で働く職人さんにも食べさせてあげたい。

