妖精ジャム

うわっ、やばっ・・・!

ひと振りするつもりのスパイスが

どばっ!・・・大量投入されちゃった・・・(涙)

どうなる、アタシのリンゴジャム。

毎朝のヨーグルトの大切なおとも。

自家製のリンゴジャム作りは冬の楽しみのひとつ。

お歳暮にたくさんリンゴを頂いたこともあって、

せっせと作り、せっせと食べています。

お正月明けは使いきれなかった柚子や国産レモンの皮と果汁をプラス、

とても爽やかな柑橘風味あふれるジャムが完成。

うふふ、野宮的秘密のコンフィチュールよねぇ~。

柚子とレモンとリンゴのコンフィチュール。

ヨーグルトはもちろん、

クリームチーズを載せたクラッカーにトッピングすると

ワインのおともに最高、とまりません。当然消費スピードも早まり、

いそいそと今年2度目のジャム作りに取りかかったとき、

冒頭の、思わぬハプニングに見舞われたのでした。

今回はいつものようにシナモンを利かせて・・・と

シナモンパウダーの瓶を取り出し、

蓋を開けて、ぱぱっとひと振り、ふた振りしたつもりが、

ジャムの鍋に茶色の粉末がドバッ!っと大量投入。

へ? 一瞬、何が起きたのか、さっぱりわかりません。

穴開き中蓋が一体型の瓶なのをすっかり忘れていたのですね~。

大さじ1杯、いや2杯は投入されてしまったか・・・。

スパイスを使う上で最も警戒すべきは「使い過ぎ」。

微量だからこそ芳しい香りも、過ぎたるは何とやら。

強烈過ぎて煎じ薬っぽくなったり、

苦味がでたり、悲しい結果になりがちなのです。

どうしよう・・・アタシのリンゴジャム・・・・。

絶望的な気持ちで鍋を木杓子でかき混ぜる。

しかし、ジャムの女神さまはお見捨てにならなかった。

残っていたリンゴを使い切ろうと8個使ったのが幸いしてか、

木杓子でかき混ぜるうちに大量シナモンも次第に馴染み、

茶色のパウダーも飴色のジャムにイイ感じで融け込んでいく。

おや・・・?むしろ、いいアクセントになってきた?

恐る恐るスプーンで味見・・・、

おおお~~~!美味い!

スパイシーでどこかエキゾチックな風味がたまらない。

実に個性的コンフィチュールになっているではありませんか。

失敗は絶品美味の母。

結果的に大量落下してしまったシナモンの量は

あれ以上、投入されるともう駄目・・・という、

ギリギリのラインで踏みとどまった絶妙な配合だったようです。

許容範囲ギリギリ、ヒリヒリするようなスパイシーさがクセになる。

お子ちゃまにはウケないジャムだろうけど、

大人にはたまらない風味と芳香、

困った、コイツもワインに合いますぞ(笑)。

お?コンフィチュールの妖精も

リンゴにスパイス結構大量に投入してますよ~。

今朝の「あさイチ」にかのクリスティーヌ・フェルヴェールさんが生出演。

フランス・アルザスの村で魔法のように魅惑的なジャムを作る彼女が

スタジオでリンゴのジャムを実際に作っています。

リンゴ2個に対し、シナモンスティックを大胆に一本まるごと、

スターアニス(八角)も丸々一個、さらにカルダモン少々、生姜一切れ、

けっこうな量のスパイスを加えていました。

妖精フェルヴェールさんだけが知る絶妙な配合。

これ以上でもこれ以下でも魅力は半減するんだろうなぁ。

うっかりミスでたまたま命拾いした素人とは違う(笑)。

でも妖精さんのレシピでもレモンとオレンジの皮と果汁を使っていた。

アタシも柚子とレモンで作ったもんね~。

野宮的コンフィチュールも妖精レベルに当たらずとも遠からず(笑)。

な~んて一人で自画自賛しながら

今朝もシナモンたっぷりのエキゾチックリンゴジャムで

ヨーグルトをいただく幸せな朝。

偶然できた我が家の妖精ジャム、

たくさん作ったからしばらく楽しめそうです。

教訓。

スパイス使う時は、

蓋と中蓋を確認せよ(笑)。

(写真)

いつもより色が濃いのは気のせい?

シナモンたっぷりの

エキゾチックなリンゴのコンフィチュール。

生ハムにも合いそう。

うふふ。