甘い鬼たち

きょうは節分。

冬と春の分かれ目です。

豆まきして、恵方巻き食べて、節分スイーツ食べて、

新しい春を迎える準備に

ああ忙しい(笑)。

もともとは立春、立夏、立秋、立冬の

それぞれの前日を「節分」と呼んでいましたが、

いつのまにか「節分」は立春イブをさす言葉に。

昔は立春が一年のはじまりでしたから、

きょう節分は大晦日、ということになります。

邪気を払う豆まきも節分そばもそこからきた風習。

なるほど、だから何となく朝から気ぜわしいのか(笑)。

朝刊のチラシも朝の情報番組も恵方巻き一色。

豪華海鮮恵方巻きなど和風はもちろん、

イカスミ肉まんで作る恵方まんや

ポテサラやツナを巻いた恵方巻きサンド、

竹炭入り生地&フルーツたっぷりの恵方巻きロールなどなど

和洋中にスイーツ系まで「なんちゃって恵方巻き」の百花繚乱。

どこまでいくんだ?恵方巻き。

なかにはそば粉ガレットで

生ハムやカニ、黒トリュフを巻き込んだ恵方巻きも登場。

ガレットに黒トリュフって・・・もはや恵方や節分の遥か彼方(笑)。

ご近所スーパーの広告では「ドラえもんの恵方巻き」を発見。

見た目はフツーの太巻き風、どこが「ドラえもん」なんだ?

ツナ、サーモン、海老マヨ、玉子にいくら等々、

彩り良い具材に異色の具材が・・・「どらやきの皮」!

太巻きに甘いどら焼きの皮って・・・まぁ、伊達巻と思えばいいか(笑)。

そろそろついていくのが大変だ、進化する恵方巻き。

そんな立春イブイブ=節分イブの昨日、

夫がいち早くよりどりみどりの節分スイーツを購入。

節分豆大福や可愛い鬼をかたどった和菓子に鬼まん。

これまた色々あるのねぇ~。甘い鬼たちがお盆の上で勢ぞろい。

さっそくお気に入りの熱い焙じ茶を入れて

節分イブのおやつタイム。

まず、いただいたのは素朴な鬼まん。

鬼饅頭は愛知の郷土菓子で小麦粉と砂糖で作った生地に

さいの目に切ったさつまいもを混ぜて蒸し上げたもの。

お饅頭の表面のゴツゴツした様子が

鬼の角やこん棒を連想させることから名付けられたとか。

愛知や岐阜あたりではごく庶民的なおやつだそうですが、

鬼つながりで節分スイーツの仲間入り。

今回の鬼まんは生地にさつまいもが練りこまれているようで、

表面はゴツゴツしていない都会派(笑)鬼まん。

ほんの少しレンジで温めてから、

さあ、いただきま~す。

おおお~、しっかりめの皮の感触が男性的で実によろしい。

ほのかにさつまいもの甘い風味がして素朴な味。

なかの粒あんとの相性もなかなかであります。

かみしめるたびに、懐かしさがこみ上げてくるお饅頭です。

昔懐かしさいっぱいの鬼まん。

その由来は戦後の食糧難から生まれたとも言われます。

恵方巻きに節分スイーツ。

豊かな食べ物に囲まれて節分を迎えられる幸せをかみしめる。。

春を前に大地の恵みにそっと感謝。

さあ、明日、いよいよ、春が立つ。

(写真は)

ちょっとお洒落な鬼まん。

素朴な皮の風味と粒あんの相性が抜群。

おばあちゃんが作ってくれたような懐かしさ。

なんだかちょっと泣きたくなる(笑)。