ああ夏休み
のびる
ひろがる
嬉し
悩まし
ああ、夏休み
今日もゴキゲンな夏空が朝から広がっています。
子どもたちの夏休み前にすでに真夏日連続、夏が来ちゃった。
ああ、海行きたいなー、プールで遊びたいなー、と
夏空を恨めしく見上げながら登校する子もいたかもしれませんね。
そんな子どもたちに朗報?
「延びる夏休み 広がる楽しみ」
朝刊のこんな見出しの記事が載っていました。
道内では今年度から多くの学校で夏休みが延びるようです。
休暇延長を有効活用としてもらおうと道が始めた新たな取り組み。
道立学校管理規則の改正で、今年度から道立高校と特別支援学校などの
夏休みと冬休みの総日数が「50日以内」から「56日以内」となりました。
昨年夏の猛暑などを受けての対応ということです。
猛暑対策で夏休みの日数を増やす学校、自治体が多いようで、
道は道内旅行の拡大につなげ観光振興を狙いたい考えから観光機構と連携、
「子どもはアイス無料」「星空観賞会開催」などといった企画を
特設HPやSNSでPRするらしい。
確かに夏休みが長くなれば、家族での道内旅行の機会も増えるなど
楽しみも広がるように思えますが、う~ん、どうなんだろう・・・
子どもの夏休みが増えても親が休めないなど時間や経済的理由など諸事情から、
誰もが家族で夏休みを満喫できるとは限らないような気もします。
1次産業や観光などサービス業に従事していれば、夏はなかなか休めない。
誰もが、行政が想定しているような父母+子ども2人=4人家族といった、
モデルケースのような家庭ではないだろうし、
夏休み=家族で思い出作りなどなかなか描けない家庭もあると思う。
夏休み延ばしたから、はい、家族で楽しんで、と言われても
実際、それがなかなか難しい場合もきっとある。
もちろん、道内旅行促進企画も良いとは思うけれど、
そこから置いてきぼりになる家庭のことも想定してほしい気がする。
少子化に関する別の記事で家族社会学の専門家が
政府の少子化対策は「大卒、大都市居住、大企業勤務」の若者を想定、
実際は多くを占めている自営業、フリーランス、非正規雇用や中小企業に
勤める若者の実態を踏まえていなかったと指摘していました。
最近は民間のみならず、自治体がマッチングアプリを開設して
出会いの場を増やし、結婚、そして出産へつなげようと、
ある意味踏み込んだ少子化対策にも取り組んでいるようですが、
そもそも結婚、出産に踏み出せない経済的な不安に対しては
なかなか直接的なサポートは届いていないように見えます。
「大卒・大企業勤務」前提の子育て対策、
「幸せな4人家族」前提の社会保障や教育施策、
ないよりあった方がもちろん良いけれど、
自分たちには当てはまらないんだけどね・・・と
悩ましい暮らしを送る人々がたくさんいるんだと思う。
そんな杞憂が聞こえたのか、
道は延びる夏休みに向けて、高校生などを対象に8月31日まで
道立の美術館や博物館、文学館などの常設展示を無料とするそうです。
夏休みに芸術や文学などに触れる機会が広がることはとっても素敵だと思う。
家庭の事情に関係なく、子どもたちが心身ともに健やかに豊かに成長できる。
そんな夏休みでありますように。
ああ、夏休み
(写真は)
美ら海水族館のアイドル
ジンベイザメくん
夏休み、水族館も行きたいね


