世界デビュー

ナマハゲを世界遺産に。

仮面の神様たちの世界デビュー大作戦が始まった。

世界に自慢したい日本の来訪神。

こんなに色々な神様がいたのねぇ~。

文化庁は秋田県の「ナマハゲ」など、

地域の人が仮面をつけて仮装したりして家々を回り、

無病息災を願う全国7つの行事をユネスコの無形文化遺産として

推薦することを決めました。

「来訪神行事」として一括して推薦し、来月中には提案書を提出、

早ければ来年11月にも審査される見通しとか。

日本の仮面の神様たちの世界デビューも間近?

既に単体で登録されている鹿児島県の「甑島のトシドン」に加え、

今回推薦されるのは「男鹿のナマハゲ」、岩手県「吉浜のスネカ」、

山形県「遊佐小正月行事」、宮城県「米川の水かぶり」、

石川県「能登のアマメハギ」、佐賀県「見島のカセドリ」、

そして沖縄県「宮古島のパーントゥ」の7つの行事。

北は東北から南は宮古島まで、

日本にはユニークな仮面の神様がこんなにいらっしゃるのですね。

なかでも個人的に推薦したいのが(笑)、

やはり沖縄は宮古島の「パーントゥ」。

赤と黒の仮面をつけた「パーントゥ」が島尻の村を駆け回り、

誰かれ構わず泥を塗りたくるという超ワイルドな儀礼行事です。

去年の夏に宮古島を旅しましたが、

「パーントゥ」はもはや島のアイドルというか、島のキャラ。

可愛らしくイラスト化された来訪神をあしらったカップやタオルなどが

島のお土産ショップにいっぱい並んでいて、かなりウケました。

愛されているぞ、パーントゥ。

空港のショップで見つけたディープな宮古島本「読めば宮古」にも

独自の視点から「パーントゥ」が紹介されていました。

この本の著者は「さいが族」。

1970年代~90年代に宮古島で青少年期を過ごした

ピュア?な宮古人、つまり「みゃーくびとぅ」たちの集団、

ライターや、編集者、コーディネイターなどで構成されています。

「パーントゥ」の担当は現在通訳をしている「みゃーくびとぅ」の女性。

彼女がアメリカで学生生活をしていたころ、

何となくつけっぱなしにしていたテレビ画面に

いきなり宮古島の「パーントゥ」が出てきました。

「なんで!!なんで!!何でここにパーントゥ!??」。

そりゃあ、パニックにもなりましょう。

アメリカのゴールデンタイムのニュース番組に

パーントゥに扮した村の青年が外国人リポーターに

泥を塗りまくっている映像が予告なくあらわれたら、

宮古人じゃなくても、びっくりぽん、であります。

衝撃のVTRが終わり、

スタジオの金髪青い目のニュースキャスターが

「今の見ましたあー」という感じでにこにこ笑いながら

「タダイマノハ、ジャパン、オキナワノ、シマ・ジーリーノ

デントーギョージデ、パーントゥ、トイウソーデスウ」と解説。

どうやら、番組最後の海外面白ネタだったということを

著者はようやく理解した、そんなエピソードでありました。

凄い、凄いぞ、「パーントゥ」。

既にちゃっかり全米デビューを果たしていたではありませんか。

アメリカ留学時に衝撃のVTRを目の当たりにした彼女も

宮古人としては慣れ親しでいた「パーントゥ」って

「海外の放送局のゴールデンに流れるくらい珍しいモノだったんだ!」と

その存在価値を宮古島から遠く離れたアメリカで再認識したといいます。

それは嬉しいびっくりぽん、だったろうね。

ユネスコの審査は早ければ来年の11月に始まるらしいですが、

なんてたって、「パーントゥ」は

もう全米のゴールデンタイムにデビューを果たしているんだもんね~、

「ナマハゲ」の迫力だって相当なものだし、

何だか7件一気の登録、イケるんじゃないのぉ、

と、期待が超ふくらんできました。

日本の来訪神たち、

世界デビューの日は近い?

こうご期待、caming soon!

(写真は)

本ブログ、去年の夏に続いて二度目の登場、

宮古島の空港ショップで見つけた「パーントゥ」。

伝統の「来訪神」、

こんな可愛い愛されキャラになってました~(笑)。