春零番
ドドーン!
って、今の何?雷?
窓の外は真っ白、雪と風が吹き荒れている。
閏日の朝は完全ホワイトアウト・・・。
春は、どこへ行った?
週明け月曜、札幌は大荒れのお天気。
冬に逆戻りしたような吹雪模様に時折雷まで。
この強い風、春一番、じゃないよねぇ~。
あれは立春から春分の間に吹く、
その年初めての南寄りの強い風のこと。
白い雪が四方八方から吹きつけていて風向すらわからない。
春一番にはまだ遠い、春零番の朝です。
あ~あ、春遠しかぁ~とため息つきながら開いた朝刊、
「やや太め」との見出しが目に飛び込んできました。
北海道新聞の一面トップがダイエットの話題かと思いきや、
人間ではなく、牛さんのお話でした。
TPP対策に向けての道東酪農地帯の取り組みを伝える記事で
乳牛の健康管理が新たな経営改善策の鍵として期待されているとか。
大規模化をめざし無理に飼育頭数を増やさなくても
牛の体調を整えられば、乳量も増え、経営効率が上がる。
そのキーワードとなるのが「BCS」。
ボディー・コンディション・スコアのことで、まあ早い話が、
人間の体重管理の目安となる「BMI」の牛さんヴァージョン。
乳牛の脂肪の付き具合を5段階で表す国際指標。
これまで乳量を増やそうと牛を太らせてきた結果、
痩せた牛が増え出産率が下がってきたことが心配されていましたが、
人工授精による妊娠率の調査によると
BCS3の「普通体型」の牛が59%のところ、
「やや太め」体型のBCS3・25~3・5だと70%を超し、
少し肉付きが良い牛さんの成績が良いことがわかってきました。
「やや太め」の牛さんが北海道酪農の未来を支える?
BCS1=やせ過ぎ、2=やせ気味、3=普通体型、
4=太り気味、5=太り過ぎと区分されていて、
妊娠率の棒グラフを見ると、確かに3と4の間、
「普通体型」と「太り気味」の間あたりが最も良い数字になっている。
牛さんの健康を「やや太め」に健康管理すれば
結果的に乳量も増えて、病気も少なくなる、というわけねぇ。
ガリガリ痩せすぎも、太り過ぎも健康にはマイナス。
BCSとBMI。
アルファベットはちょっと違うけど、
健康管理の考え方は人間も牛さんも共通しています。
きちんと食べて、きちんと動く。
さあ、週明け月曜日、今週も健康的に頑張ろう。
(写真は)
閏日の朝。
吹雪でジャンプ台もビルも何も見えない。
光の春は影を潜め、
薄いグレーアウトの空。
ああ、春は・・・どこ?

