靴が鳴る

うふふ、春がスキップで近づいてきた?

今日も札幌は気温が高めの予想。

日中の最高気温はプラスの8℃。

雪解けも進みますね~。

足元は春先仕様にしなくちゃ、ね。

しか~し、北国、雪国の春は

足元軽やかなファッション雑誌のようにはいきません。

春の光は嬉しいけれど、同時に雪解けも進行、

つまり、解けた雪で道路はぐちょぐちょ、べちょべちょ、

真っ白なスニーカーや春色パンプスなんて、絶対はけない。

うららかな春の日差しを浴びながら、

足元は長靴、なのさ(笑)。

それでも春よ来い。

お気に入りのハンターの長靴はいてお買い物に行き、

帰り道にABCマートあたりで春靴をチェックしたり。

ふ~ん、今年もスニーカー、ひも靴が来てるのね~なんて

軽やかな色合いの新作を眺めているだけで楽しい。

早く、長靴から解放されたいわぁ。

そんな靴も「TPP」と無関係ではなかった。

朝刊の経済面のある記事に注目。

「TPP(環太平洋経済連携協定)」が発効すると、

皮革製品の多くで関税が下がり、将来ゼロに。

輸入品が増え、国内生産者にしわ寄せがいく恐れもあり、

業界も将来を見据えた動きに出ているそうです。

たとえば野球グラブを作るある工房では

リーマンショック以降、大手スポーツ用品メーカーの受注が

ベトナムなどの海外生産にシフトしたことで低迷が続き、

思い切って受託生産をやめ、自社品販売に絞りました。

革や糸など材料にこだわり、

選手の捕球の癖にあった形にグラブを作り込む。

付加価値を高めたオンリーワンで勝負しようということですね。

また革靴業界も団結、

昨年12月「パンプスメソッド研究所」を立ち上げました。

独自の認証基準で作った女性用パンプスの履き心地を試し、

注文できる「研究所」だそうで、

足を3Dで測り、238のサイズからぴったりの靴を選ぶことができます。

しかも左右で異なる靴も注文できるというのが、超嬉しい。

よくぞ、気がついてくれました、靴屋さんたち。

そうなの、そうなの。

靴「一足」、とは言うけれど、人間の足って左右同じじゃないのよね。

サイズはもちろん、指の形や足のラインも微妙に違うのに、

靴は「一足」単位、左右同じサイズが当たり前。

痛みを我慢して「一足」単位の靴を履いている女性はとっても多い。

私も左右のサイズが5mmほど違うので、

大きい方の右足に合わせて靴を選ぶのですが、

左足のかかとがどうしても余ってしまって具合がよろしくない。

かといって小さい方にサイズを合わせると右足が悲惨なことになる。

そうだ、誰が靴は左右同じサイズって決めたんだ?

素朴な疑問に靴業界が応えてくれた試みが

「パンプスメソッド研究所」。

生産コストからすれば左右違うサイズを提供するのはマイナスだったけど、

消費者の意識、モノに対する価値観も変わってきました。

自分にフィットした良い品物を大切に使いたい。

痛いのを我慢して履き、あげくに履き捨てるなんて

今の時代、カッコ悪い。

靴の買い方、選び方も

少しずつ変わっていくのかもね。

雪解け道を長靴でじゃぶじゃぶ歩きながら

「靴が鳴る」春を待ちわびる。

早く、真っ白いスニーカー、履きたいなぁ。

(写真は)

三月はハンターの季節。

このところ毎日お世話になっています。

英国王室御用達のレインブーツ、

ハリウッドセレブもご愛用だって。

きょうも雪解け道をアンジー気分で歩こう(笑)。