沖縄リポート2016・夏~ちゅらさんの島
参院選の開票速報にウィンブルドン・テニスの決勝、
未明からはサッカーユーロ2016決勝と
昨日からテレビの生中継に目が離せない。
今日は寝不足出勤の人も多いでしょうね~。
はぁ・・・、ポルトガルvsフランス戦の昂奮がまだ冷めやらない。
歴史に残る壮絶な試合、負傷退場のロナウドの執念が凄まじかった。
膝にテーピングをしてピッチサイドで味方を鼓舞する姿は鬼神のよう。
彼の勝利への執着が開催国フランスをわずかに上回ったのか。
サッカーとはなんと美しく、残酷なスポーツなんだろう。
さて、深呼吸ひとつして、沖縄旅リポートを続けましょう。
札幌から2500km南の石垣島へ飛んでまずは3泊。
2日目は八重山諸島の中心地石垣島の離島ターミナルから
「西表島・由布島・小浜島・竹富島~4島を巡るツアー」に参加、
7時間半かけて、1日で一気に四つの島を巡ります。
のんびり海を渡る水牛車に乗って楽園、由布島へ渡った後は、
日本のアマゾン、西表島マングローブ・クルーズ、
最後の秘境、亜熱帯のジャングルを肌で体感しました。
そして再び船に乗って、次は「美ら海、美ら島」と讃えられる小浜島へ。
朝の連ドラ「ちゅらさん」の舞台となった小浜島は
どこまでも続くサトウキビ畑やこじんまりした集落など
離島らしい素朴な風景が広がる小さな島。
島で一番背の高い「大岳(うふたき)」でも標高が99m、
勇壮な西表島のフォルムとは対照的にやさしげな印象。
のんびり一人旅を楽しむ女子が多いというのもうなづけます。
ふふ、「ちゅらさん」気分で島をサイクリングしたくなりますね~。
(なんて、恥ずかしながら自転車乗れないけど、笑)。
「はい、まっすぐな道、これがシュガーロードですよ」。
ガイド兼ドライバーさんの視線の先、
バスの前方に映画やドラマでおなじみの風景が広がります。
緑のサトウキビ畑の真ん中を貫く一本の白い道。
集落から南東方向にまっすぐ延びるシュガーロードは
「ちゅらさん」では通学路として登場しました。
道路脇では牛やヤギがのんびり草を食み、まさに沖縄の原風景。
思わず映画監督気どって、カメラを回したくなります。
実にフォトジェニックな島であります。
緑のシュガーロードを抜けて、バスはまた素朴な集落へ。
ほどなく右側に趣きのある赤瓦の大きな古民家が。
「ちゅらさん」のロケで使われた古波蔵家、こはくら荘です。
「個人の住宅なので、外からご覧になるだけにして下さいね」。
はい、民家としてしっかり現役の赤瓦のお家、生きているお家です。
風情ある沖縄建築を車窓からそっと静かに眺めさせていただきました。
ありがとうございます。そっとおいとましま~す。
小浜島は小さいながらも起伏に富んだ地形で
そこかしこに海を見下ろすビューポイントが豊富。
バスの車窓からでもシャッターチャンスに事欠きません。
そんな静かな海の優しさに包まれたロケーションから
島の東部には優雅なバカンスを過ごせる二つの人気リゾートがあり、
ワンランク上のラグジュアリーな休日を楽しむこともできます。
八重山4島巡り、本日のお昼ごはんはそのうちのひとつ、
「はいむるぶし」でいただきます。
うふふ、つかのまの楽園リゾート体験。
2012年にリニューアルされた沖縄の草分け的ビーチリゾート。
東京ドーム10倍もの緑豊かな広大な敷地には
様々なタイプのコテージ、プール、エステにレストランなどが配置され、
マリンアクティビティーもよりどりみどり。
沖縄に何度も通いつつもリゾートとは無縁な旅人、
こんな機会でもなければ、足を踏み入れないので、何だか新鮮。
豪華なレストランに思わずキョロキョロしちゃう(笑)。
ランチは「ちゅらさん弁当」。
黒塗りの二段のお弁当にはアグー豚の朴葉焼き、
グルクンのエスカベッシュ、ジーマミー豆腐などが彩りよく並び、
スープバーではコーンスープや沖縄そばが食べ放題。
別料金でドリンクもオーダーできるので、迷わずオリオン生を注文、
きょうは運転しないから、昼間のビールが飲めるのだ~。
来た来た、冷え冷えのオリオン~、んぐんぐっ。ぷはぁ~、旨い!
・・・ん?・・・あれ?ツアーの他のお客さん、誰も飲んでないし・・・。
なんで?なんで?アタシだけ?小浜島の七不思議(笑)。
一瞬、赤面しましたが、よ~く見れば、向こうのテーブルでは
マダム風の女性が優雅にシャンパンを召しあがっている。
それぞれのランチタイムでいいのよねぇ~、ほっ(笑)。
身も心もゆるゆるとほどけたお昼ごはんを済ませ、
再びバスに乗り込み、小浜島の港へと向かいます。
短い時間でしたが、ガイド兼ドライバーさんのお話は
島に来なければ知りえないエピソードも色々ありました。
2大リゾートの敷地面積は島の5分の1を占めること。
途中、金網で作った仕掛けに囚われた孔雀を見たのですが、
観光業者が放し、野生化、害鳥となって駆除せざるをえないこと。
赤瓦に白い壁が美しいコテージが並ぶ別のリゾートは開発途中で頓挫、
別荘として分譲されるもほとんど買い手がいないらしいこと。
美ら島が生きていくために折り合わなければならない現実。
バスに揺られながら、旅人も色々考えました。
旅は、色々な意味で、五感が総動員されます。
非日常とリアルの接点。
目に映り、見聞きしたことが、考える糧になる。
心と脳と胃袋を活性化させながら、
八重山諸島の旅は、続く。
(写真は)
バスの車窓から撮った1枚。
サトウキビ畑をまっすぐ貫くシュガーロード。
誰もが映画の主人公になれそう。
島全体がロケ地のようだ。
素朴でのどかな風景が広がる小浜島。
静かで優しい海が待っています。

