幸せなブリ
北の海から
南国アジアへ
甘辛酸っぱく
香り豊かに
幸せなブリ
日曜日の朝も、メダルラッシュのニュースに沸いています。
柔道混合団体、フェンシング女子サーブル団体、バトミントンに卓球、
どれもこれも素晴らしいパフォーマンス、みんな頑張った、
スポーツって、やっぱり、素晴しい。
真夏のパリ五輪、食卓もパワーチャージとゆーことで
この週末はアジアンなお料理を楽しんでいます。
タイの国民食ガパオライスとともに作ったのは、
ラオスやタイ東北部の伝統料理の一皿であります。
その名は「ラープ」。
肉や魚などをハーブ、唐辛子、ナンプラー、ライムなどで和えたもので
煎り米を混ぜたり、蒸したもち米とともに食べたりします。
甘くて辛くて酸っぱくて香り高いアジアンサラダ、ですね。
ラオス語の「ラープ」は小乗仏教における「ラーパ」という
「福」「幸」「富」「財産」などの意味を持つ言葉に由来し、
料理名の「ラープ」も「幸せの料理」という意味があります。
アジア料理は調理法や食材が由来になっているものが多い中、
幸福=ラープという人の心や状態を表すユニークな料理名らしい。
ラープにはガイ(鶏)、ムー(豚)、グア(牛)ペット(合鴨)、
クワーイ(水牛)、グン(海老)などなど様々な種類があり、
名前の語尾につく単語で主材料がわかります。
今回のラープの主材料は、パー=魚。
海のないラオスではナマズやコイの仲間など淡水魚を使いますが、
せっかく四方を海に囲まれた北海道、近年好漁なブリをセレクト。
身のしっかりした新鮮な北海道産ブリの切り身をご近所スーパーで仕入れ、
いざ、「ラープ・パー」クッキング♪
まずはブリの皮をのぞいて1.5cm角にカット、さっと塩をすりこみます。
フライパンにオリーブオイルを熱し、みじん切りのにんにくを投入、
香りが出たらブリを加え、実を崩さないように両面に火を通します。
タイやラオスではミンチ状にする場合もあるようですが、
せっかくの活きの良い道産ブリ、身の食感も味わいたいのよね。
別の大きなボウルにナンプラー、ライムの搾り汁、三温糖を加え、
スライスした紫玉ねぎ、5cmに切った細葱に先ほどのブリを加え、
細かく切った赤唐辛子、バジル、ミントをたっぷり加えて和えたら、
「北海道産ブリのラープ・パー」の出来上がり。
青い海を思わせるペルシャ釉のやちむんの器に盛りつけて食卓へ。
さあ、いっただっきまーす!
ダイス状のブリと緑のハーブや野菜を一緒にパクリ・・・
う~ん!最高!!!
めっちゃ、セェープ!!!
ラオス語で美味しい=セェープって言うんだって。
バジルやミントなど香り高いハーブがさらにブリの旨みを引き立て、
甘くて辛くて酸っぱいエスニックなソースが絡んで、まじ美味い。
魚、ハーブ、香味野菜、調味料が混然一体となって、ホント幸せ!
ラープはお祭りやお祝いなどハレの日の席に欠かせないお料理。
ひと口食べると、みんな笑顔になるラープ、
確かに「幸福の料理」という名前にぴったりです。
北の海で獲れたブリが南国アジアのエスニック料理でも実力発揮。
ブリは、美味しい。
お刺し身、照り焼き、ブリしゃぶ、ブリバーガー、
そして、南国アジアンな甘辛酸、香り高い「ラープ」もイケる。
幸せなブリ。
(写真は)
「ラープ・パー」
ラオスの伝統料理
魚のラープ
道産ブリの幸せな一品


