ノーベルダイエット

人間の体って凄い。

ていうか、生物万物って凄い。

自分で自分をきれいにする仕組みがあるなんて。

ていうか、ていうか、それを発見したことがなんたって凄い。

日本人科学者大隅先生、ノーベル賞受賞。

おめでとうの朝。

新聞・テレビ、メディアは朝からノーベル賞一色。

東京工業大学の大隅良典栄誉教授が

今年のノーベル医学生理学賞を受賞しました。

授賞理由は「オートファジーの仕組みの発見」。

オートファジー・・・?

ファジーネーブル・・・は、居酒屋カクテル(笑)。

科学から遠いところにいる文系には耳慣れないワードですが、

これ、大変な発見らしい。

語源はギリシャ語。

「オート」は「自分」、「ファジー」は「食べる」という意味で、

つまり「オートファジー」=「自分を食べる」ってこと。

細胞が自分自身のたんぱく質を分解して再利用する仕組みを

世界で初めて発見、明らかにしたのであります。

呼吸や栄養の消化、生殖など生命の営みに欠かせないたんぱく質は

体内で1日に300gつくられていますが、

人が食べ物で補給できるのは70~80g程度、絶対足りない。

不足分をどうしているかというと、「オートファジー」しているのです。

細胞内で自分自身のたんぱく質を分解し、

新しいたんぱく質の材料として再利用、リサイクルするだけでなく、

病気の原因になる老朽化したたんぱく質などの不要物を

お掃除する役割を担っているというのです。

異常なたんぱく質が蓄積するパーキンソン病やアルツハイマー病なども

このオートファジーがうまく働かずに発症すると考えられ、

病気治療や開発に道を開くと期待されているのです。

生命の仕組みって凄いねぇ~。

細胞が自分自身で新陳代謝する「オートファジー」。

理論的には1960年代から考えられていましたが、

そのメカニズムや生体内での役割は長年不明、

その科学的ミステリーの謎を問いたのが大隅先生。

酵母の細胞をローテクの光学顕微鏡で熱心に覗く日々の中で

「きらきら光る」現象を発見、それこそがオートファジーの瞬間でした。

その後、オートファジーに欠かせない遺伝子も次々と発見、

これらをきっかけにオートファジーはほかの哺乳類、植物、昆虫など、

あらゆる生物に共通の生命現象であることがわかったのだそうです。

根源的な生命現象の謎を解いたのですもの。

ノーベル賞は当然の帰結、でありますねぇ。

細胞の中のたんぱく質を自分自身でリサイクルしてたのかぁ。

な~るほどねぇ~。

お肉や魚を全く食べないベジタリアンでも

すこぶる元気な理由もオートファジーのおかげってこと?

ちょっと違うかもしれないけど(笑)、生命の仕組みって凄過ぎる。

自分が生き延びるために自分自身を食べて再生する。

神様が生命に授けてくれたオートファジー。

・・・・あのですね、ついでにですね、食欲の秋、

細胞内のたんぱく質だけじゃなくて、脂肪も食べてくれねいかしらね。

オートファジーさまぁ。

余分な脂肪をぱくぱく食べて、別の何かに再利用してくれたりしたら、

すっごく嬉しいんですけど。

そんな新薬できたら、まさにノーベル賞ものではなかろうか。

なんて、アホな夢想をするヒマがあったら、

適度に食べて適度に運動、規則正しい生活、ですな。

甘いおやつ、ちょっと減らしましょうね。

ノーベル・ダイエットなど夢のまた夢。

自分の脂肪は、自分で何とかしよう(笑)。

(写真は)

沖縄のおやつ「マキガン」。

素朴な生地で甘いあんこをくるくる巻いた

巻き菓子=マキガン。

イケナイと思うのに手が出てしまう。

これも生命の神秘(笑)