短鎖脂肪酸チョコ
チョコを科学。
美味しくて体にイイ感じ。
キーワードは短鎖脂肪酸。
カカオ効果にぞっこん。
さあ、秋はチョコ。
「85%カカオ、買ってきたよ~」。
夫が得意そうにお土産に買ってきたのは
カカオ含有率85%の高カカオチョコレート。
で、セットで見せてくれたのが毎日新聞記事の切り抜き、
見出しは「チョコで 腸 いい感じ」。
この秋開かれたある発表会で、高カカオチョコを継続して食べることで
腸内の有用菌が増え、腸内環境が整うことが実証研究で明らかになった、
という内容に魅かれ、帰りがけに買ってきたというわけです。
科学的エビデンス付きのお土産、大歓迎です(笑)。
「チョコレートの継続摂取による健康効果研究成果発表会」
まず、会の名前からして体にイイ感じが漂います。
研究は帝京大と明治が共同で行ったもので、
20歳以上50歳未満の女性たちのグループを二つに分け、
カカオ含有率72%の高カカオチョコレートとホワイトチョコレートを
それぞれ毎日25グラムを2週間食べ続けてもらい、
摂取前と摂取後の腸内細菌の変化について比べました。
その結果、ホワイトチョコレート群ではほとんど変化なかったのに対し、
高カカオチョコレート群では「フィーカリバクテリウム」などの
短鎖脂肪酸生産菌が増加していることが明らかになったのです。
この「フィーカリバクテリウム」は長寿の人の腸内に多く存在し、
ビフィズス菌、乳酸菌に次ぐ善玉菌として注目されているもの。
お腹の中で短鎖脂肪酸である酪酸を生産し、その働きは
便通改善や大腸がん予防、長寿に関係しているといわれているとか。
ポリフェノール効果はよく知られていますが、
腸にもイイ感じとは知らなかった。凄いぞ高カカオチョコ。
そもそも気づきのきっかけがそのポリフェノール。
2014年明治などが高カカオチョコレートと生活習慣病の関連を調査、
ポリフェノールの作用により動脈硬化のリスクが低くなることが
認められたのですが、その後の被験者アンケートで
「お通じが改善した」というコメントが寄せられたことが
今回の研究着手につながったのだとか。
その新たなキーワードが短鎖脂肪酸。油脂の構成する成分のひとつ、
炭素は数個から数十個が鎖のようにつながっていて、
このうち炭素の数が6個以下のものが短鎖脂肪酸と呼ばれ、
腸内で色々イイ働きをしてくれるのだそうです。
有害な菌の増殖や細胞の異常増殖を抑えたり、
大腸の粘膜を刺激し、お通じを改善してくれたり、
インスリンの分泌促進で糖尿病を防ぐことも期待されるとか。
へぇ~、毎日25グラムを2週間で短鎖脂肪酸生産菌が増えるとな。
美味しいチョコを食べて、腸が喜ぶとは一石二鳥、いや一チョコ二腸(笑)。
腸のためにね、チョコ食べなくちゃね、
むふふ、何て素敵な大義名分。
ちなみに25グラムとは、
夫が買ってきてくれた高カカオチョコタブレットの8分の1ほどの量。
早速、プチ晩酌の赤ワインのおともに25グラムを小さく割っていただきました。
これがね、また、実にちょうどイイ。
85%の超高カカオ含有率、カカオの適度な渋み、苦みが
赤ワインの風味と絶妙にマリアージュ、おともに最高。
チョコをただ単体で食べると、つい量を食べ過ぎちゃうけど、
赤ワインと一緒にちびちびつまむと、味わい深さが増幅されて
食べ過ぎの危険もなくなるし、
なんたってポリフェノール+短鎖脂肪酸をダブルで摂取、
味覚と心と腸が喜んでいるのがよくわかる(笑)。
乳酸菌チョコも話題になっていますが、
我が家のこの秋の主役は短鎖脂肪酸チョコ。
チョコは科学的に食べる。
むふふ、イイ時代だ(笑)。
(写真は)
腸にイイ感じが立証された高カカオチョコレート。
これはドイツのワインリッヒ社のダークチョコレート85%カカオ。
ちなみにタブレットの1ピースで20g。
家具やテキスタイルの街として知られるヘルフォードで
1895年創立の名門チョコレートメーカー。
品質の良さとセンス良いパッケージで人気とか。
スタイリッシュで腸にイイ。言うことなし。



