昭和ゼリー
冷たく
ほろ苦く
喉越しよく
涼を味わう
昭和ゼリー
熱帯低気圧の長逗留ですさまじい蒸し暑さでしたが、
今朝は、いくぶん、ほんの少しだけ、ましなようです。
空はしっとり曇り空、今のところ雨は降っていないようなので
お盆のお墓参りにはちょうど良いお天気かもしれませんね。
我が家は昨日の盆の入り、雨の中、亡き父のお墓参りに。
もわんと熱帯植物圓の温室にいるような蒸し暑さと雨のせいか、
いつもの年よりは車の渋滞もそこそこで助かりました。
父の好物のナポリンやきんつば、かりんとう、甘納豆、和菓子などを
お供えし、心の中で再会、家族みんなの無事健康をお願いしました。
お墓参りのあとのランチはホテル中華。
お盆休みのお店も多いので、この時季はホテルのお店が正解、
ゆっくり落ち着いて食事がしたかったので個室を予約しておきました。
あの丸い回る中華のテーブル、大人もテンションが上がります。
お盆の間は父も天国から帰省中(笑)なので、
一緒に美味しい物を食べているような気持ちになります。
食事の後はご近所スーパーでお買い物をして帰宅。
デザートに杏仁豆腐はいただきましたが、おやつは別腹(笑)
今年のお盆のおやつは、レトロ懐かしい昭和のスイーツ。
もりもとの「珈琲とミルク」、つまりコーヒーゼリーであります。
札幌の老舗珈琲店「可否茶館」のすっきりキレのなる本格的な珈琲を
使用したゼリーにミルクムース、モカクリームを合わせたデザート。
コーヒーゼリーを食べるのは超久しぶり。
とゆーか、ここのところ記憶にないほどのご無沙汰でしたが、
香り高くコクのあるコーヒーゼリーとまろやかなミルクムース、
まったりほろ苦いモカクリームの絶妙アンサンブル、めちゃ美味しい♪
昭和の喫茶店メニューが〆パフェぽくヴァージョンアップされた感じ。
令和のコーヒーゼリーは見た目もお洒落スイーツになっていましたが、
香り高いほろ苦コーヒーゼリーを楽しんでいると、
昭和のコーヒーゼリーが懐かしく思い出されます。
ガラスの器に入った漆黒のコーヒーゼリーに
ガムシロップとコーヒーミルクをそ~っとかけてスプーンを入れる。
ガムシロとミルクの海が決壊してコーヒーゼリーの絶壁に流れ出す。
冷たくてほろ苦くて喉越し良くて涼を呼ぶ、大人のデザートだったな。
コーヒーゼリーは日本で生まれた冷たいデザート。
大正3年4月3日の読売新聞の家庭欄にはじめてレシピが載りましたが、
飲食店のメニューに登場したのは1963年、軽井沢の「ミカドコーヒー」で
夏の軽井沢で「食べるコーヒー」として人気になったそうです。
その後、昭和の喫茶店の夏の必須メニューとして定着します。
日本生まれのコーヒーゼリーに馴染みのない外国の人は
はじめて食べるとその美味しさに感激するそうです。
あんぱん、かつ丼、コーヒーゼリー、日本人のアレンジ力は凄いね。
スプーンをちょっと押し返すくらいの固めのの漆黒ゼリー。
時間だけは有り余っていた学生時代、
いつまでも友人と入り浸っていた昭和の喫茶店を思い出します。
あの頃の夏と昭和ゼリー。
短編小説が書けそうな気がしてきた(嘘・笑)
(写真は)
令和のコーヒーゼリー
もりもとの「珈琲とミルク」
スティックチョコと
タイムの飾りもお洒落


