二刀流ステーキ
ミスジ。
木の葉形した美しい赤色。
ちょっと不思議な名前の美味しいお肉。
お肉の世界は深いねぇ。
赤身なのに柔らかい。
素敵な希少部位。
29年ぶりの12月のドカ雪の中、
決死の覚悟でたどり着いたコストコで
奇跡のお肉に遭遇しました。
試食ステーキに長蛇の列が並んでいたコーナー、
冷蔵ケースに燦然と輝いていたのが、
「USビーフ トップブレードステーキ(ミスジ)」
何だ何だ?(ミスジ)って何だ?
「柔らかくて、美味しいですよぉ、お試し下さぁ~い!」。
試食ステーキを焼き続けつつ、お店の人が連呼している。
これだけの人が並ぶんだから、きっと美味しいんだろうと
列に並ぶのはさっさとあきらめ、現物を品定め。
1枚200g超えの分厚いステーキ肉が詰まったパック、
ちょっと見慣れない面白い形をしています。
ちょうど木の葉のようなリーフ型の中央に筋があり、
肉質はキレイな赤身、ですが、程良いサシも入っている。
「ねえ、美味しそうだよねぇ」「うん、コレにしよう」。
朝から雪かき&運転でカロリー消費した夫の同意を得て、
即、購入決定。7枚入り1.5キロほどのパックを巨大カートに。
後はいつもの蜂蜜に、スタバのエスプレッソ豆に、
息子からオーダーされたココナッツオイルなどなど
いつの間にか、カートもいっぱいに。
12月は、ついつい、買っちゃうのよねぇ~。
行きよりも確実に重量が増した車で
いまだ降りやまぬ雪の中、無事帰宅。
さて、クッキング開始、の前に謎を解こう。
「ミスジ」って、何?
スマホは何でも応えてくれる(笑)。
「ミスジ」とは、牛肉の部位のひとつ。
肩甲骨の内側のお肉のことで、
肩肉のはじのところに位置していて、
一頭にから数百グラムしかとれない希少部位。
赤身なのに綺麗な細やかなサシ(脂肪)が入っていて、
ロースやモモ肉とは違う別世界の味わいとか。
あっさりした食感、それでいて濃厚な味わい、
きりっととろける、幻のお肉、だそうです。
きりっととろけるって、凄くない?
この和名「ミスジ」=USビーフ「トップブレード」なわけね。
名前の由来はどうやら見た目通りで、
お肉の真ん中にしっかりした筋が入っているのが特徴。
この大きな三つの筋から「ミスジ」と名付けられたとか。
松坂牛などブランド牛だととんでもない値段、らしいですが、
そこはコストコ、消費者に優しいお値段になっています。
さあ、ミスジのプロフィールも明らかになったところで、
いざクッキング開始。さあ、どんなステーキにしようかな~っと。
パックからお肉を取り出す。おおお、3cm超えの分厚さが逞しい。
早目にキッチンに出して室温になじませておきましょう。
その間につけあわせのハーブポテトを。
キレイに洗った皮つきじゃがいもを食べやすくカット、
5分ほど電子レンジでチンした後、フライパンに移して、
オリーブオイル、フレッシュタイムに塩、こしょう、
じんわりこんがりソテーしたら出来上がり。
う~ん、いい匂い、思わずつまみ食い。美味し。
さあ、いざ幻の「ミスジ」。
う~ん、例の甘辛醤油ソース仕立でも食べたいし、
シンプルにお肉の味も楽しみたい。ってなわけで、
にんにく薄切りで香りをつけたオイルで
じんわりゆっくり、火傷させないように優しく焼き、
一部はそのままスライスして、沖縄の塩と山葵で、
後はタマネギを加えた美味しい醤油ソースで、
むふふ、名づけて「『ミスジ』ステーキ・二刀流仕立て」。
美味しく食べるためなら手間は惜しまないのだ(笑)。
めったに料理しない分厚さに戸惑いながらも、
無事、「ミスジ」ステーキ・二刀流仕立て、完成。
いっただっきまぁ~~~す!
まずは美しい薔薇色のシンプルステーキから。
ぱらりと沖縄久高島のクガニマース(塩)と山葵を載せ、
そ~っと口に運ぶ。
うっひゃあ~、ホントだ。
きりっととろけた。
スマホの検索結果通り(笑)。
赤身のあっさりした味わいと同時に深いコク、旨味。
ほどよいサシ(脂肪)もふくよかな香り。
お肉の美味しいとこ、いいとこどりの部位であります。
シンプルなステーキはもちろん、
タマネギの甘さたっぷりの醤油ソース仕立ても最高。
これは・・・いくらでもパクパク食べれちゃうよぉ。
凄いぞ、ミスジ。
凄い選手は打っても投げても凄い。
美味いお肉は塩でも醤油ソースでも美味い。
USビーフ界の大谷、と賞賛しておこう。
うふふ、残りはしっかり冷凍。
また美味しい二刀流、楽しめます。
お肉を食べて、ドカ雪を乗り切ろう。
(写真は)
「ミスジ」ステーキ・二刀流仕立て。
甘辛お醤油ソースのお皿。
赤ワインも、白いご飯も、止まらないよ。
雪かき疲れはお肉で解消だぁ。



