クミン・クリスマス

香り高いクリスマスチキン。

気高い芳香を醸し出すのは。

聖書にも登場するハーブ。

遠い時代から愛されてきたその香り。

今年はクミン・クリスマス。

クリスマス三連休の真ん中、

我が家も昨日のイブにクリスマスパーティー決行。

実家の母を呼んで、夫と私と3人、

平均年齢のかなり高い(笑)メンバー構成ながら、

楽しく、温かく、美味しいクリスマスを過ごすことができました。

遠い大学に通う息子を含めて、家族みんな、

健やかにクリスマスを迎えられたことに感謝です。

神様、ありがとう。

超朝型家族のクリスマスはお昼過ぎにスタート。

開始に合わせて時間を逆算、調理手順を考え、段取りをする。

アナウンサーの性(さが)、タイムキープがしみついているなぁ(笑)。

まずはクリスマス・ティラミスを作って、冷蔵庫で冷やし、

前菜、サイドディッシュ、サラダなどなどを作りながら、頃合いを見て、

前日下ごしらえしておいたメインをオーブンに入れ、

焼き上がりに合わせて付け合わせ野菜をグリルする。

むふふ、我ながら、完璧(笑)。

今年のメニューは前菜&サイドディッシュに

「タコのガリシア風」「マグロとアボカドのタルタル」

「下仁田ねぎのスープ煮」「下仁田舞茸と椎茸のバター醤油」

ベビーリーフたっぷりの「グリーンサラダ」に

メインは「スパイシー・ローストチキン ハーブポテトとグリル野菜添え」、

デザートはお手製の「クリスマス・ティラミス」。

2時間半で7品完成、やればできる(笑)。

さあ、キンキンに冷えたカヴァを開けて、メリー・クリスマス♪

いや、毎度のことながら、すみません。

自分で作っておきながら、どれも全部、美味かった(笑)。

まずはここで、ローラちゃんに御礼を申し上げておかねば。

メイン「スパイシーローストチキン」はテレビ番組で

彼女が紹介していたレシピを参考に作りました。

なにしろ使うスパイスたちが魅惑的。

まずは骨付きの鶏もも肉に塩、胡椒をすりこみ、

クミンシード、オレガノ、パプリカ、チリぺッパーを合わせておき、

たまねぎとにんにくのすりおろしとバルサミコ酢、蜂蜜を加え、

ミックスしたスパイスも加え、鶏肉によ~くもみこみ、

冷蔵庫でおやすみなさい。ここまでが前夜の仕込み。

あとは当日、オーブンに入れて30分強焼き上げるだけ。

お肉の周りにはタイムをまぶしたじゃがいも忘れずにね。

おおお・・・オーブンから漂う魅惑的な香りと言ったら。

もう食べる前から、絶対美味しいって確信できる。

さあ、焼き上がりましたぁ。

そぉ~っとビレロイ・ボッホのオーバル大皿の中央に盛り付け、

ハーブポテトとグリルパンで焼いたパプリカと十勝マッシュ、

緑鮮やかなクレソンを添えたら、完成。

いっただっきまぁ~す!

「たまげたぁ~!」。

思わず、ローラちゃんと同じリアクションが(笑)。

自分で作ったチキンを食べた彼女が番組で発したのと

まったく同じ言葉が思わず出てしまいました。

皮はパリッと香ばしく、華麗な香辛料のカルテットがたまらない。

お肉はあくまでほろほろ&ジューシー、

モデナ産の極上バルサミコと蜂蜜が醸し出すほのかで深い甘み。

ホント、たまげるほど、美味い。

悶絶しながら、ふと思った。

この美味しさのMVPはクリスマスにふさわしいあるスパイスだと。

その名は「クミン」。

古代から愛されてきた地中海沿岸が原産地の香り高いクミンは

実は聖書に登場するスパイスなのです。

新旧約聖書には月桂樹、オリーブなど100種類以上の植物が記されていますが、

イザヤ書やマタイ福音書に「クミン」の名が登場するのです。

聖書時代のスパイス、クリスマスチキンのMVPであります。

キリストが生まれた土地で

昔からずっと愛されてきた香り高いクミン。

イブのごちそうを彩るには最高のスパイスかもしれませんね。

ローラちゃんのレシピを参考にした「スパイシーローストチキン」、

聖書にリスペクトをこめて「クミン・クリスマスチキン」と命名しましょう。

たまげるほど美味しいチキンを

我が家の食卓につかわして下さってありがとうございます。

この一年の恵みに感謝をこめて

メリー・クリスマス。

(写真は)

「クミン・クリスマスチキン」。

キリストが生まれた地中海沿岸原産のスパイスの香り。

イブのご馳走にはふさわしい芳香。

遠いベツレヘムはどんなイブを迎えているのでしょう。

メリー・クリスマス。