息を整えて

逃げる恥だが役に立つ。

でも逃げた後にも

ドラマがある。

逃げ恥の余韻は

まだまだ続く。

契約結婚をテーマにした大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」。

20日に終了したにも関わらず、今も話題集中。

今朝の朝日新聞でも「家事・結婚って?『逃げ恥』に思う」との見出しで

原作漫画の著者とドラマプロデューサーに話を聞いていました。

「多様な人生の選択を肯定したかった」との制作意図に大いに共感。

そうだよねぇ、幸せのカタチは色々あるよねぇ。

幸せも多様性の時代なのだ。

で、な~るほど、そういうことかとさらに納得したのが

ちょっと変わったタイトルの由来。

原作漫画の著者、海野なつみさんが明かしていたのですが、

ハンガリーのことわざ、なんだそうです。

生きていく上で色んな場面で使える言葉だと作品名にしたとか。

だよね、人生、恥ずかしろうが、何だろうが、

不安や迷いから逃げることが必要な時だってある。

「逃げるは恥だが役に立つ」。

しかし、このことわざの極意は逃げた後にあるようだ。

逃げることが必要な時もある。

「でも残してきたものが大切であれば、

息を整えてから戻ってくることも必要だと思います」。

海野さんが作品名に込めた思いをこう語っていました。

なんと素敵な表現だろうか。

息を整えてから、戻ってくる。

人生は不安や迷いだらけ。

面と向かって対峙できないときだってある。

逃げたっていい。尻尾まいて背中向けてカッコ悪く逃げていい。

でも、ふと立ち止まって、残してきたものの大きさに気づいたときは

ゆっくり深呼吸して、弾んだ息を整えて、

またゆっくり戻っていいんだよ。

大切なもの、大切な場所、大切な誰かのところへ。

だから、逃げるのは「役に立つ」んだね。

誰だって生きていれば、失敗や挫折だらけ。

フィギュアの全日本選手権大会、華やかなスケーターたちだって、

怪我や摂食障害など大きな挫折を乗り越えた選手が少なくない。

心ならずもリンクを離れざるを得なかった体験を経て

「息を整えて」リンクの上に戻ってきたのだ。

大切な場所に戻ってきたスケーターの滑りは

観る人を深い感動に誘う。

逃げても、失敗しても、挫折しても

そうだ、大丈夫。

もう一度、息を整えて、

大切な場所に戻ればいい。

「息を整えて」

年の瀬に素敵な言葉に出会った。

とはいえ、

・・・・大掃除から逃げたい・・・。

どうする?アタシ(笑)。

(写真は)

イブの食卓の名脇役。

「下仁田ねぎのスープ煮」。

ル・クルーゼの鍋にねぎを敷きつめ、

つぶしたにんにく、オリーブオイル、ローリエ、

極上のベーコンを載せて、スープを注ぎことこと。

とろっとろの下仁田ねぎの甘いこと、美味いこと。

心が温かくなる。いい味のバイプレーヤー。