冬の霍乱

・・・やばい・・・

・・・ぞわぞわする・・・

・・・この不穏な寒気・・・

・・・まさか、熱が出るのか・・・

ピピピ、体温計の数字が38.5度を示す。

これって、鬼の霍乱?

金曜の夜あたりからごく軽い風邪気味ではあったのですが、

昨日、家で夫とそれは元気に美味しくランチを食べている最中、

急に、手足の指先が冷たくなり、同時に嫌な寒気が・・・。

食後の温かい焙じ茶で少しほっとしたものの、

どうも、ぞわぞわ・・・ぞわぞわ・・・寒気が止まらない。

これは、ヤバい。

風邪薬を飲んで即刻、夕方にはベッドへ。

ま、寝れば、治るわよね。

な~んて見通しは超甘かった。

横になった途端、頬はぽっぽと熱くなり、寒気はマックス。

まさかに備えた体温計を脇になさむ。ピピピ。38.5度。

ひょえ~、滅多に風邪ひかないアタシにとっては高熱(笑)。

熱に強い子供と違って、大人の38度超えはなかなかキツイ。

だがしかし、まずは夫に現状報告をせねば・・・。

よろよろとベッドから身を起こし、リビングへ。

「あの、ただ今、38.5度です、インフルだったら大変なので、

とりあえず、アタシには近寄らないで下さい・・・」。

朝のラジオ番組担当のアナウンサーさんにうつすわけにいきません。

何と夫思い、番組思いのけなげな妻だろう(笑)。

「おおお~、それはそれは、大丈夫?病院行く?何か買ってくる?」

ありがたいお言葉の連発に感謝しつつ、

「とりあえず様子見ます、まずは、寝ます」と

またよろよろと寝室へ戻るのでした。

「そうだ、コレコレ、コレがあったよ」。

夫が差し入れてくれたのは、命の水、経口補水液。

以前、帰省した息子が胃腸炎患った時に買い置いていたもの。

あああ・・・ありがたい、これさえあれば、大丈夫。

電解質と糖質がバランスよく配合された経口補水液は

発熱を伴う脱水状態には最適、ま、飲む点滴、ですな。

ごくり、ごくり、ちびり、ちびり、こまめに飲んで、あとは寝る。

どうか、インフルではありませんように。

幸い急激に表れた症状は、急激に収まっていきました。

強烈な寒気がピークに達した後、しばらく熱が高い状態が続きましたが、

あれ・・・少し、ラクになった?

真夜中にまた体温を測ってみると、37度台に下がっていました。

インフルエンザならもっと高熱が続くはず。

何だったんだ?あの発熱は?知恵熱?

ああ、そうか、鬼の霍乱(かくらん)か(笑)。

「霍乱」とはもがいて手を振り回すと言う意味。

江戸時代、夏に起こる激しい急性の病気のことをいい、

いつもは健康な人が珍しく病気になることを

「鬼の霍乱」と言うようになったそうですが、まさに(笑)。

軽い風邪がちょっと急激な症状を起こしたのでありましょう。

時ならぬ「冬の霍乱」騒ぎでありました。

一夜明けて、めでたく平熱には戻りましたが、

う~む、微妙に体はまだだるい。

油断するとまたぞわぞわの寒気虫が復活しそう。

というわけで、日曜日、大人しく静養に努めます。

どなたさまも風邪、インフルエンザにはご注意を。

(写真は)

冬の霍乱にお役立ちだった経口補水液。

何本かストックしておくといいかもね。

急な発熱の強い味方でした。

ありがとね、命の水。