ユックリニスト
え~、そんな~(涙)。
北のハルキニストの
悲嘆の声が聞こえる、
ような気がした。
まさかの発売延期。
昨日未明、JR室蘭線で貨物列車が脱線した事故のため、
札幌と函館を結ぶ幹線が運休、各方面に影響が出ています。
大きな荷物やスキーを抱えた観光客のなかには外国人も多く、
代行バスへの乗り換えの案内も札幌駅などでは
日本語、英語、韓国語、中国の4カ国で対応したようですが、
慣れない日本の交通機関でまさかの脱線事故、困惑したでしょうね。
折しも受験シーズン真っ只中。
明日25日は国公立大学2次試験、北大志望の受験生は
函館から代行バスと臨時列車を乗り継いで札幌に向かったとか。
試験日とぶつからなくて良かったけど、
本人や家族のドキドキ、想像に難くありません。
心落ち着けて、明日の試験、頑張って下さいね。
そしして事故の影響は
ハルキニストにまで及んだのでありました。
本日24日に予定されていた村上春樹さんの新作
「騎士団長殺し」の発売が全道で25日に延期されたのです。
新作の一部が脱線した貨物列車の後続列車に載っていたためとか。
東京では午前0時に発売した書店で、徹夜の読書会が開催されるなど
とっくに待望の新作を手にしたハルキニストもいるというのに、
北海道のハルキニストは1日お預け・・・(涙)。
まあ、普通の読者である私は1日遅れでものんびりしたもの。
ネタばれしないように関連記事をネット検索しなければいいだけ(笑)。
ですが、幹線で事故が起きると本当に多方面に影響が出るのですね。
現場は道内と本州を結ぶ貨物列車が走る路線で物流の大事な動脈。
ホクレンによるとこの時期はジャガイモやタマネギ、でんぷん、砂糖などを
貨物列車で本州へ輸送しているとのこと。
今日までに57本の貨物列車の運休が決まっていますが、
おいしい北海道のじゃがいもたち、運休が長引けば
トラックやフェリーに乗り換えになるかもしれないそうです。
そうなんだよね。
幾つも幾つも数えるのをあきらめるほど長く連結された貨物列車。
駅のホームや踏切でその通過を見送ることもよくありますが、
ああ、貨物列車かぁ・・・なんて、ぼんやり見てるだけで、
その中に載せられたものを深く想像することなどなかったなぁ。
北海道経済にとって大事な農産物がどっさり積まれていたり、
暮しに身近な雑誌や色々な物資が載っている当たり前の事実を
何も起こらない日常の中ですっかり忘れていた。
ある日突然電気が止まった日本を描いた映画もありますが、
ある日突然物流が止まったら、本当に大変。
飛行機や列車がダイヤ通りに運行され、
たくさんのトラックが日夜を問わず走り続けてくれるおかげで
スマホでポチっとするだけでお買い物が簡単にできる暮しがある。
今朝の新聞にも、増え続ける荷物、足りないドライバー、
物流現場の人出不足と長時間労働の問題が載っていました。
当たり前に、あぐらをかいてはいけないんだよね。
何かが起きて、はじめて右往左往する。
同じようなことを何度も続けているような気がする。
村上春樹さんの新作には、どんな日本が描かれているのだろうか。
春まだ遠い北海道で楽しみにゆっくり待ちます。
ユックリニスト、でね。
(写真は)
バレンタインチョコの王道。
ゴディバの詰め合わせボックス。
ザッハトルテやチーズケーキ、クレームブリュレ。
小さな一粒が人気スイーツを見事に再現。
濃いめの紅茶を淹れて、ゴディバをつまんで、
読書の準備は完璧。
後は、ページをめくるだけ、ね。

