週末シトロン

週末は

甘酸っぱいケーキで。

なんて幸せな語感でしょう。

素敵なフランス語を

またひとつ覚えちゃった♪

「ウィークエンド・シトロン」。

近頃SNSなどで人気のお菓子。

フランス生まれの伝統菓子の名前が載っていたのが、

朝刊経済面の新商品紹介記事。

世の中のトレンドを手軽にキャッチできるので

欠かさずチェックしているのですが、

今朝はこの言葉に注目。

タリーズコーヒーが今日発売する新商品が

「ウィークエンドシトロンドーナツ」。

レモン入りのスプレッドやレモンピールを練りこみ、

爽やかでしっとりした初夏らしいドーナツで、

フランスの焼き菓子「ウィークエンドシトロン」をイメージしたとか。

むむむ、気になる気になる、週末レモンとは?

「ウィークエンドシトロン(week-end citron)」とは

フランスの伝統的なレモン風味の焼き菓子。

週末のヴァカンスに出かけるときに持っていったり、

家族や恋人など週末を過ごす大事な人と一緒に食べるお菓子等々、

素敵な諸説から名付けられたお菓子であります。

人生を豊かに過ごそうというフランスらしい名前ですね。

すりおろしたレモンの皮や果汁をたっぷりと生地に混ぜ込み、

焼き上がりにレモン風味のアイシング「グラス・オ・シトロン」をかけた

甘酸っぱいレモンの香りと風味、味わいが爽やかなパウンドケーキ。

う~ん、こうしてレシピをおさらいしているだけで、

美味しさが3Dで立体的に想像できちゃう。

初夏の週末、手作りしてみようかしら・・・なんて

優雅な気分になってきます。

しかし・・・はて・・・?

フランスの伝統菓子の名が英語の「week-end」って・・・?

母国語を愛する誇り高きフランスのお菓子がなぜ英語?

ちょいと調べてみると意外な発見が。

実はこのお菓子、別名「ケーク・オ・シトロン」とも言うそうですが、

そもそも「ケーク」というフランス語は英語の「「ケーキ」が語源とか。

パウンドケーキ型で焼いたお菓子だけを「ケーク」と呼びます。

で、フランス語で週末前にする挨拶は

「ボン・ウィーケンド(Bon week-end!)」。

「良い週末を!」という意味。

なんでも「ウィークエンド」はもうフランス語、だそうで、

フランス人たちは何の違和感なく、

週末前は「ボン・ウィークエンド!」、

週末のお茶のおともは「ウィークエンド・シトロン」らしい。

英語とフランス語、結構仲良しなのね♪

しっかり焼いた「ウィークエンドシトロン」のようなパウンドケーキは

持ち運びができて保存できることから

フランス菓子の中の「gateau de voyage」に分類されるそうです。

直訳すれば、「旅するお菓子」。

週末にはウィークエンドシトロンを焼いて、

緑豊かな郊外へピクニック。

フランスはお菓子の背景までがお洒落だわぁ。

旅する週末シトロン。

う~ん、美味しそう♪

(写真は)

頂き物のルバーブジャム。

爽やかな酸味では

シトロンに負けないよ。

ヨーグルトとの相性は最高。

こちらも初夏にお似合い。