おばんさいの季節

秋晴れ

空は澄み

空気は爽やか

晩夏から初秋へ

おばんざいの季節

朝のラジオから森山直太朗の「夏の終わり」が聴こえてきた。

澄んだ歌声が初秋の天高い青空に吸い込まれていくよう。

♪夏の終わりには、ただ貴方に会いたくなる・・・と歌っている。

切ない気持ちんありますが、えっと、正直、どちらかというと、

夏の終わりは、ただ食欲が増してくるかも(笑)

だって、出来秋間近なんだもん。

米不足が心配される中、道外産の新米も少しずつ出始めているようです。

「新米入荷」の張り紙が待ち遠しいし、

北海道では秋サケの定置網漁も始まりました。

昨日の初競りの最高値は1㌔8万8888円。

統計が残る2014年以降の最高だった昨年の3.8倍の高値となりました。

今年の秋サケは記録的な不漁が予想され、高値が予想されていましたが、

市場関係者もびっくりのご祝儀相場、縁起の良い「8」が並ぶ競り値には

今年の豊漁への強い願いが込められているようにも思えます。

今のところ天候不良で入荷量は昨年の半分と過去最低でしたが、

秋サケの品質や大きさは上々だそうです。

温暖化の影響で不漁が続く秋サケ、今年の来遊量は昨年より24.5%減と

過去最低が予測されていますが、何とか、サケ、カムバックを願います。

新米、秋サケ、どちらにしても、昨年よりは高値の予想。

天高くなるのは、秋空だけでいいのにね。

なんでもかんでも、値上げの秋。

はあ、ため息がでる・・・。

が、おいしい野菜に出会うと、心はハッピー。

先日、夫が地下歩行空間の札幌の農家ショップで仕入れた野菜のなかに

すぐれもののお野菜発見、「すじなしいんげん」であります。

あの固いすじを取る手間が一切いらない、エライさやいんげん。

「すじなし豆」ともよばれるすじなしいんげん。

さやいえんげんが品種改良され、すじがなくなった品種で

やわらかいのが特徴の食べやすいおいしいさやいんげんです。

鮮やかな緑色もきれいでおいしそう。

夏の終わりから秋の初めに差しかかる今日この頃、

やはり和食が恋しくなって、京都のおばんざい風に仕上げてみました。

へたの部分だけ切り落とせば下処理OK。おだしに醤油、味醂で淡く味つけ、

すじなしいんげんをさっと煮たら、溶き卵を回し入れたら出来上がり。

「すじなしいんげんの卵とじ」。

いんげんの緑と卵の黄色、春なら菜の花を思い浮かべますが、

夏の終わりは・・・ちょっと黄色のコスモスかしら?

まあ、とにかく、柔らかく、しみじみ滋味深くやさしい味わい。

夏が行く。

和食が恋しくなる。

ことこと煮物もそろそろ作りたくなる。

さあ、秋だ、おばんざいの季節だ。

(写真は)

「すじなしいんげんの卵とじ」

やわらかくて

やさしい味わい

ほっとするおばんさい