布の上の地球

自由で

おおらかで

いきいきとして

楽しくて

なんて素敵などぅかてぃ。

夏の沖縄旅2017、終盤6日目は本島南部へ。

青い海と聖地と工芸のまち、南城市クラフト散歩。

琉球王朝以前からの古い街並みに迷子になりながら(笑)、

なんとかたどり着いたのが「Doucatty(どぅかてぃ)」。

手染の布や服などを作る田原夫妻のユニットです。

いざ、芭蕉やバナナの木に囲まれた開放的な工房へ。

わぁ~~~楽しい、自由、おおらか~。

無垢な木材で造られた空間は

高い吹き抜けの天井がなんとも気持ちよく、

亜熱帯の芭蕉が生い茂る緑濃い庭には

色鮮やかなシルクスクリーンの型紙が揺れている。

工房の中央の大きな作業テーブルではスタッフが制作中、

その手前に「持ってるだけで幸せになれる」と噂の

「Doucatty」の作品たちが並んでいました。

どアップで迫る山羊、自由に動き回るタコ、

鮮やかなピンクサンゴに、ド迫力の赤いイマイユ。

沖縄の動物、植物をはじめ地球の生きものたちが

そのまま布の上で躍動しているではありませんか。

今にも動き出しそうな、歌い出しそうな、表情、仕草。

平面なのに立体的、独創的なタッチに

もう、心をわしづかみ。

底抜けに明るく、元気な色使い。

生き生きと躍動感あふれるイラスト。

「Doucatty」の手染の手ぬぐいやTシャツは

もう、見ているだけで思わず笑顔になる。

山羊もタコも魚もサンゴもペンギンも小鳥も

亜熱帯の植物も花も果物もお芋も、あらゆる地球の仲間たちが

アップや連続模様で楽しく元気にデザインされていて、

確かに、持っているだけで、絶対幸せになれそう。

「Doucatty」は京都出身の田原幸治さんと

南城市生まれの琴子さんがてがける夫婦ユニット工房。

具象画が得意な美術家の幸治さんが生き生きとした原画を描き、

雑誌などのエディトリアルデザイナーとして活躍していた琴子さんが

夫の手描きの線をいかしレイアウト、デザインし、

シルクスクリーン技法で作品に仕上げていくのです。

お互いの個性や得意分野を認め合っての共同創作、

夫婦のライフスタイルとしても理想的、ですよね。

ほのぼの、自由で、元気で、明るくて、楽しい。

わぁ~ん、手染のてぬぐい、どれもが可愛くて、選べな~い。

これも、あれも、それも、連れて帰りたい・・・が、

迷ったら、ファーストインプレッションですね。

最初にハートをむんずと掴まれたど迫力の手ぬぐいに決定。

黄色の画面に真っ赤なお魚がどぉ~んと描かれた一枚。

「どうよ?俺さま、アカジンミーバイだぞぉ~」

布を一面に広げると、そんな声が聞こえてきそう。

真っ赤な体に青い小さな斑紋もお洒落な沖縄の高級魚。

アカは赤、ジンは金属、ミーバイはハタのことで、

「銅(あかがね)のようなハタ」さらには

「赤くてお金になるハタ」という意味もあるらしく、

楽し気なドヤ顔も、さもありなんって感じね(笑)。

「じゃあ、これ、下さい」

「はい、アカジンミーバイ、美味しそうでしょ?」と

楽しげに声をかけて下さったのが原画担当の幸治さん。

布袋様のような笑顔とまんまるいフォルムが

ほのぼのした作品とぴったり重なる。作品は人、なりね。

で、商品を袋に入れた後、おもむろに作業机に向かい、

「少しだけ、お待ちくださいね~」とのこと。ん?・・・

うっわぁぁぁぁ~!感激ぃ~~~!

ここでしか出会えないほのぼの手染作品、には

ここでしか出会えないサプライズがついてきた。

お買い上げのお客さまにまもれなくの

超贅沢な驚きのサプライズ。

嬉しいおまけのお話はまた明日。

(写真は)

明るく、元気で、自由で、

おおらかで、ほのぼの。

色鮮やかな手描きのイラストは

布の上に躍る地球、沖縄の素敵だ。