クーベーサンな豆
南米大陸アンデス山脈から
カリブ海、メキシコ、北米大陸、
欧州諸国を経て中国、そして沖縄へ。
世界を旅した可愛いお豆は
クーベーサン。
夏の沖縄旅2017・最終日リポートを続けましょう。
午後の飛行機の時間まで最後の買い出しにいそしむ旅人。
朝の市場に繰り出し、まずは地元色100%の太平通り商店街へ。
果物菓子商店という名(笑)の八百屋さんで
朝採れの超新鮮な島野菜をゲット。
朝の市場アーケードをぷらぷらと歩き、
開店準備に忙しい公設市場エリアにやってきました。
帰るその日に必ず買うのが沖縄のかまぼこ。
海に囲まれた沖縄には様々な種類のかまぼこがあります。
重箱料理に欠かせない鮮やかな紅白かまぼこや
卵をたっぷり入れたカステラかまぼこ、
小さなさつま揚げのようなチキアギ―などなど。
市場近くの糸満かまぼこの出店をのぞくと、
また品物が揃っていないようだったので、
今回はもうちょっと先にある八重山かまぼこにしましょう。
な~んてぷらぷら市場周りのお店を眺めていると、
ん?お茶や乾物を売る店先に気になるお豆を発見。
「おおお~、生の落花生だ~」。
宮古島に行ったときに買ってきたことがあるのですが、
北海道ではめったに見かけない生の落花生、
茹でて食べるとめっちゃ美味しかったっけ。
薄皮つきと剥いたのがびっしり袋に詰められています。
「生の落花生、どうやって食べるんですか?」
開店準備中のおじさんに聞いてみると
「うん?茹でたり、乾煎りしてそのまま食べてもいいし、
沖縄の人はこれでジーマミ―豆腐作るよね~」とのこと。
よし!家に帰って自家製ジーマミ―豆腐に挑戦するぞ♪
500gたっぷり入った生落花生、一袋お買い上げ。
新たな目標ができて沖縄を去る淋しさがちょっとだけ癒された。
落花生は南アメリカ・アンデス山脈の東麓が原産地。
ここから南米各地、カリブ海、メキシコ、北米大陸に伝わり、
コロンブスの新大陸発見後、旧大陸へ渡り、ヨーロッパ、中国へ。
世界を旅した可愛いお豆は沖縄に伝えられ、
明治になって千葉などで栽培される以前から愛されてたようです。
土の中で実をつけることからジーマミ―(地豆)と呼ばれ、
昔はハレの日の貴重な食べ物だったそうです。
ミキサーもない時代、生の落花生をすり鉢で丹念にすりつぶし、
乳白色になった豆乳にンムクジ(さつま芋の澱粉)を加えて
じっくりじっくり加熱しながら練り上げて型に入れる。
こうして作られたジーマミ豆腐は琉球料理の定番となり、
独特の濃厚な風味、香ばしい香り、なめらかな口当たりは
「クーベーサン(味わい深い)」と表現されます。
よ~し、我が家のミキサーを駆使して挑戦してみようじゃないの。
野宮的クーベーサン。
島野菜に生落花生、徐々に荷物が重くなってきましたが、
いやいや、まだ持てる、いや持たねばならない(笑)。
国際通り近くのアーケードにある松島屋製菓で
黒糖クレープのようなポーポー、胡麻餡のクンペン、ムーチー、
冬瓜餡のお饅頭や桃饅頭、昭和レトロなレモンケーキなど、
昔懐かしい沖縄のお菓子軍団を持てるだけ(笑)買いこんだら
お向かいにある八重山かまぼこのお店へ。
石垣島の老舗蒲鉾店「マーミヤかまぼこ」。
小さな店のショーケースに色とりどりのかまぼこが並んでいます。
本島ではチキアギ、石垣ではたらし揚げ、ポーポー。
プレーンなものから島豆腐、もずく、アーサー、ゴーヤーなどなど
色々な種類をパンパンにパック詰めしてもらい、
びよ~んと細長い独特の丸ぐわぁーも追加、
むふふ、これで今晩のおつまみもゲット。
おおお、両手に沖縄の美味しいがずっしり。
これ以上、朝の市場をうろうろしていると買い過ぎてしまって
重量オーバーで飛行機に乗せてもらえないかもしれない(笑)。
沖縄旅恒例、出発直前朝の買い出しもこれにて終了。
さあ、一旦ホテルに戻って、チェックアウト。
名残の那覇空港へ向かいましょう。
最終日リポートもいよいよフィナーレ、です。
(写真は)
クーベーサンな生の落花生。
公設市場周りの乾物屋さんで見つけました。
自家製ジーマミ―豆腐、作るんだもん。
ふふふ、腕が鳴る~。



