まるごと赤黒

粉雪ちらつこうが、

真冬であろうが、

2万7796人が集結。

札幌ドームは

丸ごと赤黒に染まった。

昨日12月2日、北海道コンサドーレ札幌は

最高の試合、最高の内容、最高の雰囲気で

熱い今シーズンを終えました。

サガン鳥栖との最終戦はジェイ、都倉のツインタワーのゴールで先制後、

2-2に追いつかれましたが、後半43分、福森の絶妙FKから

守備の要、横山選手のヘディング弾で決勝点をあげ、劇的勝利。

ああ~、もう、叫び過ぎて、声が涸れた~(笑)。

そしてドラマはさらに続きました。

最終戦終了後のセレモニーで四方田監督がチーム残留を名言。

来季は名匠ペトロビッチ監督の下、ヘッドコーチ就任を受けることを

ホームのサポーターに自らの言葉で明らかにしてくれたのです。

「数日悩み抜いて、今朝、決断しました。

まだまだコンサドーレの力になりたい!」。

まるごと赤黒サポーターは泣けた、泣いた。

最終戦の勝利よりも感動した人も多かったはず。

2015年シーズン途中でU-18 監督からトップチーム監督に就任、

堅守速攻の手堅いサッカーで5年ぶりにJ昇格を成し遂げ、

そして今季、16年ぶりのJ1残留に導いてくれた四方田監督。

トークショーなどでお会いする監督は

温かな微笑みを絶やさない穏やかなお人柄ですが、

サッカーの話になると「僕はリアリストですから」ときっぱり断言。

緻密な分析にもとづき、熱き心で冷静に判断する四方田イズムは

今回のご自身の去就にあたってもぶれなかったのだと思います。

「覚悟を決め、ミシャ(ペトロビッチ)監督の下、

さらに強いチームになるように頑張ります」。

悩みに悩み、とことん考え抜いて、

チームにとって、自身のキャリアにとって、

最高の決断を下してくれた四方田監督に心から感謝です。

来季は「ヨモダさん、あなたの力が必要です」と

ビデオメッセージで語っていたペトロビッチ監督と

コンサドーレを知り尽くす四方田ヘッドコーチという名将タッグが実現。

うひょ~、贅沢すぎる、ベンチの動きが見逃せないぞぉ。

クラブの魂は大事に残しながら、

上を目指し、新しい挑戦を、トライを続けていく。

今回の監督人事は企業や組織運営を考えるうえで大いに参考になる。

感情や温情だけでもいけないし、冷徹やクールだけでもいけない。

大切なのは同じゴールを目指す共通認識。

クラブ、選手、指導者、サポーター、みんなが同じ夢を描いている。

だから、

北海道コンサドーレ札幌は

来季もさらに飛躍する。

北海道から世界へ。

マジ、だから。

(写真は)

最終戦直前。

まるごと赤黒に染まる札幌ドーム。

この90分後、勝利の歓喜に揺れた。

あまりにうれしくて、

飲めない夫婦も

ススキノへ寄り道しちゃった(笑)