根雪来たりなば

やっぱりね~、

早いとは思っていたけど、

肌感覚をデータが裏付けた。

この冬の根雪の始まりは

記録的早さだった。

今朝の北海道新聞の一面トップの見出しは「根雪 記録的早さ」。

札幌管区気象台などは今冬の札幌、帯広の長期積雪(根雪)の始まり、

つまり根雪初日を11月17日に確定しました。

いずれも観測史上2位タイの早さで平年より2週間以上早い記録。

函館も平年より27日も早い11月19日になる見通しだとか。

やっぱり、今年の冬将軍は、相当気が早かったのね~。

11月の雪景色に「まさかこのまま根雪に?」という予感はあったし、

ホワイトクリスマスのような風景がひと月も早くやってきて、

今年はクリスマスシーズンが物凄く長く感じてもおりましたが、

そんな市民の肌感覚を気象データがようやく(笑)裏付けてくれました。

根雪、気象用語でいう「長期積雪」とは積雪が30日以上続く状態を指し、

つまり確定には、当たり前ですが、30日かかるわけです。

昨日付で、やっと、実感が記録になりました。

この冬は、早期積雪、確定。

それにしても「根雪」という言葉は

本当に北国、雪国の暮らしに根付いた言葉ですね。

昔から冬の初めにどかっと雪が降ると子供たちははしゃぐばかりでしたが、

大人たちは鉛色の空と積もった雪を見つめながら、

「根雪になるかねぇ~」なんて言葉をかわしていたものです。

降り積もったまま頑固に春まで解けない雪。

根雪になるということは、冬を迎える覚悟を決めるということ。

雪景色は美しいし、雪だるまも作れるし、スキーもできるけれど、

雪かきに明け暮れ、雪道に難儀する長い冬が始まるわけで。

子供の頃は無関心だった「根雪」という言葉も

大人になると生活実感を伴った切実なニュアンスを帯びてくるのだ。

はぁぁぁ・・・まさか、このまま、根雪になっちゃう・・・?なんてね。

北海道民にとっては気象用語というよりも、

もはや立派な北海道方言と言っていいかもしれません。

誰が名付けたか「根雪」。

本格的な冬が始まった覚悟を表すのに最適な言葉だ。

雪かきだってど根性で頑張るぜ。

雪深い大地に根付いてたくましく生きるぜ。

そんな北海道人の心意気を鼓舞する言葉、としておこう(笑)。

春の雪解けまで真っ白に地面を覆う根雪。

でも根雪がしっかり張ることで畑の土の中が冷気で殺菌され、

おいしいじゃがいもなど大地の恵みが出来るとも言われます。

来る年の豊作を願いながら頑張ってひと冬を過ごしましょう。

記録的に早かった根雪初日、覚悟を早く決めた分だけ

春の訪れも早いかもしれません。

根雪来たりなば、春遠からじ。

(写真は)

根雪初日から一月後の朝。

真っ白なジャンプ台が美しい。

早々に訪れた真冬。

スキー場は大賑わい、らしいね。