江戸の金メダル

銀も

いいけど

すっきり

キラキラがいいね

江戸の金メダル

秋の三連休最終日、秋分の日の振り替え休日は秋晴れ。

すっきりと爽やかな青空に白いひつじ雲が浮かんでいます。

お彼岸のお墓参りにはいい日和になりそう、

我が家も本日亡き父のお墓参りに行く予定です。

大雪山系黒岳では20日夜に初雪が降り、21日には初冠雪も確認、

去年よりも13日早い冬の便りが届きました。

山の紅葉に白い雪が加わり、色鮮やかな秋の景色が楽しめる季節、

この三連休も大勢の観光客で賑わっていることでしょうね。

秋になると、あんこが恋しくなる。

暑い夏の間は冷凍庫のアイスがおやつの主役でしたが、

日一日と季節が進むたびに、あんこ欲求が高まる今日この頃。先日も

丸井今井の「江戸老舗めぐり」で下町あんこスイーツをゲットしましたよ。

安政元年(1854年)創業の「浅草 梅園」のきんつばです。

浅草寺の別院梅園院の一隅に開いた茶屋から始まった老舗で

屋号も暖簾の意匠も梅に由来しています。

浅草に行ったら必ず立ち寄る甘味処であります。

お目当ては名物の「あわぜんざい」。

名前はあわですが、粟ではなく半搗きのきび餅にたっぷりのこしあんを

椀で合わせた贅沢な甘味で、黄色いつぶつぶもきび餅とあんの甘み、香りが

お椀の中で調和した味わいは唯一無二、大好きなのよね~。

その梅園の「きんつば」、これは絶対美味しいに違いない!

きんつばは元々1600年代に京都で生まれたお菓子で、

小豆餡をうるち米の粉を皮で包んだ丸い形が刀の鍔に似ていることから

「銀鍔(ぎんつば」と呼ばれるようになりました。

この銀鍔が江戸に伝わり、「銀より金の方が縁起がいい」という理由や

銀貨文化の関西から金貨文化の江戸で人気になったために、

「金鍔(きんつば)」と名前が変化したと言われています。

江戸っ子はキラキラの金がお好き、

さしずめ、きんつばは、甘い江戸の金メダルってことね。

ちなみに現在の四角い形になったのは1877年創業の紅梅堂、

現在の本高砂屋が発売したのが初めてらしいですが、

この四隅がすっきりしたフォルムも江戸好みって感じがします。

極限まで皮が薄く、あんこをダイレクトにがっつり楽しめるきんつばは

あんこ好きの究極の夢を体現したお菓子だと思う。

円から角へ、銀から金へ、呼び名や見た目は変わりましたが、

あんこをめいっぱい味わいたいというあんこ好きの本能を満たしてくれる

きんつばは、あんこスイーツの王道を極める和菓子のひとつであります。

江戸の甘い金メダル「きんつば」、秋のおやつにぴったりね♪

あんこあんこで秋も進む。

(写真は)

浅草梅園のきんつば

すっきりした上品なつぶあん

形も味わいも江戸好み