ケンミン・キッチン
ノスタルジックな
昭和の風情から
明るいビルへ衣替え。
県民の台所から
ケンミン・キッチンへ変身。
心地よい気候が続く梅雨入り前の沖縄。
うりずん沖縄プチ旅リポート、最終日の朝となりました。
帰りの飛行機が飛び立つ瞬間まで沖縄を楽しむべく、
定宿ホテルで朝食をとった後、恒例の市場界隈朝散歩へ。
昭和レトロなお菓子屋さんで気取らない沖縄のおやつを買い出し、
新天地市場通りの美人猫「マリコ」にご挨拶、
地元色100%の太平通りまで歩いてきました。
太平通りの出口(入口)にある上原パーラーの店先には
アチコーコー(熱い)島豆腐が並び、
沖縄らしい朝の風景を楽しむことができました。
そしてこの太平通りの抜けた先に広がっていたはずの、
あの古いトタン屋根の建物はすっかり姿を消し、
昔ながらの風景は新しい那覇に生まれ変わっていました。
「農連市場」から「のうれんプラザ」へ。
戦後まもない1953年、琉球農連によって開設された農連市場は
競り市ではなく売り手と買い手による「相対売り」の掛け合いが
夜明け前から賑やかに響いていた歴史ある市場。
近隣の農家が持ち寄る新鮮な島野菜を求めて
プロから地元のお客さんまでが集まる「県民の台所」として
長年愛されてきました。
しかし建物の老朽化に伴い、建て替えが決定、
那覇市の都市化計画に基づいて再開発工事が進められ、
映画のロケ地にも使われた昭和の風情が残る建物は解体、
昨年2017年秋に新しい「のうれんプラザ」としてオープンしたのです。
太平通りを抜けた信号の先の風景は一変。
肩を寄せ合うようなトタン屋根はすっかり姿をけし、
ドドーンと明るくモダンなビルが出現していました。
おおお・・・こんなに立派になって・・・。
去年の夏に来た時にはまだ工事中でしたが、
野菜やお肉の専門店や飲食店など120店が入っているらしい。
建物はすっかり新しくなりましたが、
一部には昔ながらの「相対売り」の売り場も残されているとか。
もやしのひげ根を一本一本取っていたおばぁや
十五夜にお供えする「シバサシ」を束ねていたおばぁも
今も元気で新しいビルで商いを続けているのでしょうか。
ぴかぴかののうれんプラザ。
信号を渡ればすぐだけど、
今回は外から眺めるだけにしておこう。
旅人の勝手な感傷だとわかっているけれど、
街の活性化や防災の観点からも再開発は必要だと思うけれど、
ガープ川沿いに肩寄せ合っていたあの風景がまだ網膜に残っていて、
生まれ変わった姿を拝見するのは今度にしよう。
県民の台所から
ケンミン・キッチンへ。
次回はゆっくり回ってみよう。
信号のこちら側から
新しいビルにご挨拶だけすませた
最終日の朝散歩。でした。
(写真は)
農連市場から
のうれんプラザへ。
安全に快適にお買い物ができる
新たなショッピングスポット。
ひげ根のおばぁ、元気かなぁ。

