ミカドのおやつ
芳醇な発酵バター。
最高級のチョコレート。
1966年生まれのおやつが超進化。
まさに大人グリコ。
セレブなデセール。
これが・・・あのポッキー・・・?
夫がどこからかあるおやつを頂いてきました。
流線形の優雅なパッケージには見覚えのある細長フォルムが。
しかし、その姿はどことなく、いやはっきりと洗練されている。
ほぉ~、これが、あの噂の大人グリコか。
その名も「Baton d’or(バトンドール)」。
昭和の昔から慣れ親しんできたチョコ菓子が
さらに美味しく、さらに美しく、さらに洗練されたプレミアム版。
評判を聞いておりましたが、実物を手にするのは初めて。
赤のパッケージはエクアドル産カカオを使った「ミルク」、
で緑は濃茶の味わいを再現した「リッチ宇治抹茶」。
ほほ~、ラインアップもお洒落。
まずは濃い目の紅茶を淹れて、
優雅なパッケージを開けてみましょう。
おお~、普通のポッキーよりは二回りほど太めのバトンドールが
4本整然と並んで個包装され、それが4パック入っている。
もう見た目からして子供のおやつというよりも
「おもてなし」もしくは「自分へのご褒美」系スイーツだ。
そっと4本入りの個包装を開けると、
ふわぁぁぁ・・・芳醇なバターの香りが鼻腔をくすぐる。
ちょっと太めのスティックにチョコレートが贅沢にコーティング。
これはぱかぱか、ぽりぽり、むしゃむしゃってわけにはいかない。
白いジノリのデザート皿に載せて、
優雅に一本つまんで、いただきます。
う~ん、セ・ボン♪
フランス料理の最後に出されてもよいほどのレベル。
バターの豊かな香りと濃厚なチョコレートのマリアージュがお見事。
「バトンドール」とはフランス語で「黄金のスティック」という意味。
美しいヴィジュアル、プレミアムな味わいにふさわしい名前ですねぇ。
グリコのHPによれば
黄金色に光輝くスティックにはバターがふんだんに練りこまれ、
さらに発酵バターを加えた澄ましバターをしみこませてあるそうで、
まさにフレンチのデセールの技法によるバターリッチなプレッツェル。
バトンドールのためのオリジナルレシピによるチョコレートをまとった後、
さらに静かに数日間寝かせて艶のあるなめらかな口当たり、
コクのある豊かな味わいを創り出しているそうです。
とうとうここまで来たか、われらがポッキー。
昭和のポッキーで育った世代には感慨深いものがある(笑)。
だって、ポッキーがこの世に初めてお目見えした時の感激を
今でもはっきり覚えているもん。
1966年「世界初の棒状チョコレート菓子」としてポッキー誕生。
楽しい響きがするネーミング、細長いユニークな姿、
ちょっとしょっぱいスティックと甘いチョコの絶妙なバランス、
新鮮だったな~、衝撃だったな~。
確かれ開発当初は棒全体にチョコがかかっていて、
溶けたチョコで手がべとべとしたため、会議に会議を重ね、
持ち手の部分だけチョコは塗らないコロンブス的発想が誕生。
このアイデアはお菓子の世界の革命だった。
手で持てるという革新、ハンドル革命。
遠足のおやつの定番となるのに時間はかからなかった。
だがしかし、記憶のアルバムをひもとけば
子供のリュックの中でゆさゆさ揺られたポッキーは
実際のところ、持ち手のところから折れていたり、
気温が高いとチョコが溶けてくっついて一塊になっていたり(笑)。
開発者の皆様に申し訳ないことになることもありましたが、
どんな姿になっても、ポッキーは美味しかった、人気者だった。
クラスの男の子たちはたいてい
わざわざ前歯でチョコだけぐりぐりしごき取っって喜んだり、
どういうわけか、袋ごと細かく砕いて、
ちびちびつまむ変わった食べ方する子もいたなぁ。
重ね重ねグリコの皆さん、ごめんなさい。
昭和の遠足時代のお話です。
あれから半世紀以上。
ポッキーは世界中で人気のチョコ菓子となり、
フランスでは「ミカド」という名前で親しまれているとか。
優雅にお洒落に進化した大人ポッキー「バトンドール」。
デセールの国にもお似合いね。
ミカドのおやつ、優雅にもう一本。
(写真は)
黄金のスティック
「バトンドール」。
遠足のおやつには持ってけないな(笑)。
紳士淑女のおもてなしにどうぞ♪

