息子たちのワールドカップ
なるほど、
そういうことだったのね。
実況泣かせの
難読名字が物語る
息子たちのワールドカップ。
薄氷よりも薄い薄い氷だったかも。
崖っぷちのアルゼンチンが2-1でナイジェリアに勝利、
ひやひや、ハラハラ、Gリーグを2位で通過しました。
悲壮な面持ちのメッシの頬がようやく緩んだ。
今朝も3時からW杯から目が離せない。
まったくサッカーは一寸先がわからないからね~。
新聞各紙も連日大きく紙面を割いてW杯を伝えていますが、
今朝はちょっと面白い記事を発見。
実況アナ泣かせだったあの国の名字の謎が判明しました。
日本でも佐藤さん、伊藤さん、斎藤さんなど同じ末尾の名字がありますが、
アイスランド、クロアチア、セルビアの3か国はハンパない。
「~ソン」選手「~ッチ」選手だらけ。
初出場で魂のサッカーを見せてくれたアイスランドは
23選手中22人の名字の末尾に「ソン」がついています。
初戦アルゼンチン戦の中継を観ていて、
心から実況アナに同情かつ、そのプロの技に敬意を表しましたよ。
だって例えばアイスランドの劇的得点場面、
「シグルドソンがゴール前のビャルナソンへパスを出し、
こぼれ球をフィンボガソンが決めたぁぁぁ~!」ですよ。
アタシだったらビャルナソンあたりで絶対噛んでる(笑)。
一方、同じD組で今朝3時対戦したクロアチアは
23選手中15人の名字の末尾が「~チ」。
アルゼンチン戦で目の覚めるミドルシュートを決めた選手は
モドリッチ、でしたよね~。
つまりD組最終戦は「~ソン」vs「~ッチ」の戦いだったわけで、
本当に心より実況担当アナウンサーさんの健闘を称えたい。
で、かねてより気になっていた「~ソン」と「~ッチ」の謎。
姓字研究家さんが記事の中ですっきり解明してくれました。
なんでも「~ッチ(~ic)」は「~の息子」という意味で、
スラブ系諸国では広く使用されている命名法、らしい。
旧ユーゴラスラビアのセルビアも同様、
23選手中21人が「~ッチ」、「~ッチ」率が高いものね。
アイスランドの「~ソン」も「息子」という意味、
北欧のスウェーデンなどに多い「~セン」も同じ由来だそうだ。
なるほど、スウェーデンのGKはオルセン、だし、
同じ北欧デンマークもエリクセンにヨルゲンセン、
ポールセンにクリステンセン、「~セン」率めっちゃ高い。
童話作家アンデルセンもデンマークの人だったねぇ。
で、なんで「~の息子」と名字が生まれたのかというと、
ヨーロッパでは名字のない時代に「~の息子」と名乗ることが多く、
そののち名字の制度が生まれた時にそのままそれを名字としたため、
村中、町中、国中、~ソン、~ッチだらけになったようです。
お名前って本当に面白い歴史を秘めているのですね~。
ぜひNHKのネーミングバラエティ「日本人のおなまえ!」で
世界編特集、企画していただきたい(笑)。
それぞれの国で一番サッカーが上手い人たちが集うW杯。
実況中継で熱く連呼される各国選手たちの名前には
ただアナウンサー泣かせなだけじゃなかった(笑)。
シグルドの息子に、モドリの息子に、エリクの息子。
みんな誰かの愛しい息子の子孫なわけだ。
息子たちのワールドカップ、
熱い戦いはいよいよ佳境へ。
明日の夜は日本の息子たちが勝つ!
はぁ・・・ドキドキ。
(写真は)
世界一美しい裸族。
アフリカ・ナミビアのヒンバ族。
ヨシダ・ナギ写真展「HEROS」より
ポーランド戦を前に
美しく勇ましいフォトを鑑賞、
大いに士気を高めましょう。

