砂漠の滑り台

体温よりも

お風呂よりも高い気温。

憩いの公園も要注意。

楽しい滑り台も

砂漠の遊具に。

冴えない夏が続く北海道をよそに

本州以南は連日、リスキーな酷暑が続いています。

今日も各地で最高気温39度、38度、37度と体温超えの予想続出、

那覇が31度とむしろ海に囲まれた沖縄の方が涼しいという状態。

体温どころか熱いお風呂よりも高い気温は命の危険につながりかねず、

戸外での活動を避ける、十分な水分補給など熱中症予防が急務。

特に筋肉量の少ない子供や高齢者は水分を失うスピードが速いそうで、

最新の注意、いや、警戒が必要なのだそうです。

「ヤケドに注意!」。

本州の公園にはこんな注意書きまで。

朝の情報番組が取り上げていたのは意外なホットスポット。

連日の酷暑で滑り台など公園の遊具の表面温度は70度を超え、

不用意に触るとやけどをしそうなほど熱くなっていたのです。

特に金属製の遊具は熱したフライパンのようなもの、

直射日光にさらされた木製ベンチも60度の熱さ。

憩いの公園もこの暑さは危険がいっぱい、ということ。

そうです、そうです、

子供というのは、どこでやけどをするかわからないのです。

容赦ない日差しに照り付けられる滑り台の映像を見て、

ある場面が蘇ってきました。

場所はエジプトのカイロよりもさらに南へ下ること1200km。

スーダンとの国境に近いアスワン・ハイ・ダム。

まだ小学生だった息子を連れての家族旅行での出来事。

アブシンベル神殿に向かう途中で立ち寄ったアスワン・ハイ・ダム。

ナイル川の氾濫防止と潅漑用水確保のために

ナセル大統領が建設した国家的大プロジェクトは観光名所でもあり、

壮大なダムを背景に橋の前で記念写真を撮るのがお約束。

「撮って、撮って!」といち早く橋に駆け寄り、

調子に乗って地面に涅槃像のように横たわった瞬間、

「熱い!あっつーい!!!」と叫び声!

その日のアスワンの気温は40度を軽く超え、

最高気温50度にもなろうという想像を超えた暑さ。

砂漠の太陽に熱せられた歩道の石材の表面温度はいかばかりか。

まあ、石焼きステーキ、状態ですわな・・・。

幸い、酷暑の砂漠性気候を想定して七分丈のパンツだったので、

かろうじてやけどは免れましたが、

もし暑いからとフツーに短パンだったら大事でした。

しかし、地面の石材で石焼ビビンバできちゃう気温って。

暑さをなめちゃ、いかんぜよ。思い知りましたね~。

厳しい砂漠性気候のアスワン周辺は年間を通し最高気温40度を超え、

一番暑い5月は50度以上、旅行は9月でしたが瞬間的に50度超えを体感。

ただ世界で最も年間平均降水量が少ない乾燥した気候ゆえ、

数字ほどに暑さは感じなかったのですが、それが災いしたのかも。

地面が石焼ビビンバになってるなんてね、想像できなかった。

しかし、子供がうっかりヤケドをする危険は

遠い遠いエジプトとスーダンの国境地帯だけの話ではないわけで。

連日40度に迫ろうという気温、強烈な直射日光に熱せられた公園は

もはや、日本の中のアスワン、状態。

砂漠の中の滑り台、なわけで、

子供たちがうっかり触らないよう、十分な警戒が必要ですね。

酷暑の中の外遊びは、熱中症の危険もあるし、安全第一、でね。

本当に心から酷暑お見舞い申し上げます。

夏にしては冴えないお天気が続く北海道、

ちょっとくらい暑さをお引き受けしたいような気分ですが、

どなたさまもご無理なさらず、涼しくお過ごしください、ね。

(写真は)

夏は季節の野菜で乗り切ろう。

夏野菜とポルトガル缶詰のオーブン焼き。

ちゃんと食べて、水分とって、

無理しない、無理しない。