甘露の季節

これは、

レモン色の奇跡。

甘くてみずみずしくて。

「甘露」と書いて

北海道のトーキビと読みたい。

ああ、北海道の晩夏の恵みが到来。

栗沢町の生産者の方から畑直送の朝もびトーキビを頂きました。

とうもろこし、スイートコーン、呼び名は色々あれど、

北海道人的にはやはり慣れ親しんだ「トーキビ」がしっくりくる。

しかし今のトーキビのレベルは半端ない。

はっきり言って果物を軽く超えている。

鮮度を保つべく立てたまま梱包された栗沢産トーキビ、

品種は「恵味(めぐみ)ゴールド」

鮮やかな美しいレモン色をした超甘いイエロー系スイートコーンで

粒の皮が柔らかく食味が特に優れた超優良品種であります。

さっそくお鍋にお湯をたっぷり沸かし、皮を剥いて茹でました。

う~ん、茹でてるハナから香ばしいいい匂いがするぅ♪

熱々の茹でたてをまずは一口。

かぷり・・・ぷりっ・・・じゅわ・・・あ、甘ぁぁぁ~い!

なんですか?この衝撃的な甘さは。

もはや、トーキビの範疇を超えていやしまいか(笑)。

凄いぞ「恵味ゴールド」甘さ美味しさは金メダル。

生でも食べられるほどの甘さとみずみずしさが特徴で、

その糖度は平均18度というから驚きます。

だって果物の糖度は、イチゴ8~10度、メロン12~18度、

りんご13~17度、ぶどう17度、すいか11度といわれますから、

つまり、メロンやぶどうより甘いトーキビってこと。

レストランで「本日のデザートはトーキビ、でございます」って、

コース料理の最後にでてきても不思議じゃない甘さ、なんです。

しかも確かに果皮、トーキビの粒の表皮が薄く柔らかいので

ぷちゅっと甘い果汁が心地よく口の中で弾け、歯にはさまりにくい。

ますますレストランのお洒落なデザートで出せちゃうよ。

香ばしい香りと旨みも素晴らしく、この甘い極上トーキビ、

アイスクリームやスイーツの食材としても可能性無限大、ですね。

トーキビ食べてトーキビ以上のポテンシャルを感じる。

北海道の夏の果物と言えば、

その昔、メロンの仲間の「味瓜(アジウリ)」がありました。

というか、私的にはかなり朧げな記憶ではあるのですが、

「おお、甘露ねぇ」と懐かしく思い出す昭和世代は多いことでしょう。

いわゆるマクワウリ、これとスペインメロンを交配させたのがプリンスメロン、

道産子のメロン史は味瓜―プリンスメロンー夕張メロンの系譜をたどるわけで、

夏の「甘い」の原点は「味瓜」だった。

昔は「甘露」」と言えばこの青い味瓜でしたが、

現代の北海道の夏の味覚、

感覚的には「甘露」と書いてトーキビ、と読みたくなる。

北海道の豊かな大地と太陽の恵みと生産者の愛情をたっぷり注がれ、

大切に育てられたレモン色した極上「甘露」な恵味ゴールド。

畑の方角に感謝を込めて一礼。

万物が実る北海道の晩夏。

甘露の季節がやってきた♪

(写真は)

美しいレモンイエロー。

茹でるとより鮮やかに。

ゴッホのひまわり、みたいだ。

印象派トーキビ。