まっくろくろすけケーキ

真っ黒が

美味しさの秘訣。

インパクト大な焦げ色。

バスク生まれの

まっくろくろすけケーキ。

2018の我が家のクリスマスケーキは

今、注目度急上昇中の話題のあのケーキに挑戦しました。

「バスク・チーズケーキ」。

あれ・・・?失敗?と心配しそうな強烈な焦げ色が特徴、

一度見たら忘れられない真っ黒なチーズケーキです。

バスクチーズケーキはスペインのバスク地方生まれ。

美食の街として名高いサンセバスチャンにある一軒のバル、

「ラ・ヴィーニャ」というお店が発祥のチーズケーキです。

焼きたては中心部がとろりと半熟で

外側は「焦げすぎ?」と思ってしまうほどしっかり焼きこむため、

カラメルのような味わいを醸し出す濃厚で新感覚なチーズケーキ。

その存在は知っていましたが、先日ご近所のスペインバルで遭遇。

現地でレシピを仕入れた知人シェフから配合を直伝されたオーナーシェフが

「ちょっと試しに」焼いた試作品をテイスティングさせてもらったのです。

まず、その見た目に衝撃、続いて余りの美味しさに再び衝撃。

「ねぇ、ねぇ、どうやって作るの?レシピ教えて」と迫ると

「いやいや、材料は、ごく普通なんですよ、むふふ」と謎の微笑み。

実は発祥の店「ラ・ヴィーニャ」は太っ腹なことに

バスクチーズケーキのレシピを公開しているらしく、

検索してみると家庭サイズ向けにアレンジされたレシピが幾つかヒット。

東京にも現地直伝のバスクチーズケーキ専門店がオープンし話題ですが、

あれあれ、バスクの名物ケーキ、自分で作れちゃう?

というわけで今年のクリスマスケーキは、バスクで決まり♪

焼きたての中がとろりと半熟なのも魅力的ですが、

一晩冷すとまた最高らしく、前日から焼くことにしました。

材料は、ホント、普通、ご近所スーパーで手に入るものばかり。

クリームチーズ・生クリーム・卵・砂糖・薄力粉、以上。

バスクまで買い出しに行かなくても作れます(笑)。

で、作り方が、またびっくりするほど、超簡単。

クリームチーズを室温に戻しブレンダーで滑らかにしたところに

三温糖を加え混ぜ、卵を少しずつ加えて混ぜ、生クリームを加えて混ぜ、

最後に薄力粉をほんの少々、大匙1杯ほど加えて混ぜていくだけ。

泡立て器でもできますが電動ブレンダーやプロセッサーがあると便利。

材料が全部滑らかに混ざったら型に流し入れます。

と、ここでポイント①。

オーブンシートを大きめにカットして

くしゃくしゃと手で丸めて皺をつけてから型の中に敷くのです。

焼くと結構膨らむのでオーブンシートを型の上にはみ出させるのがコツ。

あとは250度のオーブンで25分間焼き、表面にバスク風の「焦げ色」がついたら

そのまま10分間オーブンに入れたままにして余熱でじんわり。

オーブンから出して粗熱がとれてから冷蔵庫で一晩冷やすだけ。

ただし焼き色の調整が腕の見せどころ。

オーブンのくせによって上火が強かったり下火が強かったりするので、

扉の窓からケーキの表面の焦げ色を細かく観察するのがポイント②。

いくら「真っ黒」が特徴でも、本当に焦げすぎは苦くて食べれないもんね。

しかし普通のチーズケーキでは完全に「失敗」レベルの焦げ色まで

勇気を持って、しかし慎重にこらえながら待つのが肝。

むむむ・・・奥の焦げ色は完璧だが、手前がまだ浅いな。

仕上げ段階で天板の位置を入れ替え、満遍なく焦げ色をつける。

最後の2分間は表面にオーブンシートをかぶせて「炭化」を避ける(笑)。

バスクチーズケーキ、材料も作り方も簡単ですが、

オーブン前での焼き加減の調整はサボってはいけません。

レシピは公開されていても、焼くコツは非公開(笑)。

それぞれが家のオーブンと向き合いなさいってことねぇ。

さあ、オーブン前に張り付いていた成果はいかに。

10分ほど休ませたチーズケーキをオーブンから出します。

おおお~、完璧な「焦げ色」黒に近いダークブラウンが美しい。

中心部がぷるぷる・・・マグマのように揺れる。

そっと鎮座させて粗熱をとり、完全に冷めてから冷蔵庫へ。

一晩たったら楽しいイブ。

鶏のロティ・ベリーソースなどで満腹だけどデザートは別腹。

インパクト大な真っ黒こげ色「バスクチーズケーキ」をカット。

季節のフルーツコンポートを添えてお皿にとりわけ、

さあ、いただきます♪

お・・・美味しい・・・美味し過ぎるぅ~!!!

滑らかで濃厚だけど爽やかなチーズケーキの味わい、

焦げ色のカラメル風味によってさらに大人なテイストにグレードアップ。

これは・・・サンセバスチャンのバルで生まれたというのが納得。

コーヒーや紅茶にももちろん合うけれど

カヴァや辛口の白ワインやちょっとタンニンが効いた赤ワインとも最高。

やばい・・・本当に・・・美味し過ぎる。

一度食べると虜になる。

バスク生まれのまっくろくろすけ。

バスクチーズケーキはいかが?

(写真は)

ね?

失敗?って思うでしょ?

いえいえ、これが完璧な「焦げ色」。

野宮的バスクチーズケーキ。

また作ろうっと♪