愉悦小籠包

食いしん坊の

勘と本能に

美食の神が味方した。

好吃!

愉悦小籠包。

年末年始美味台湾旅リポート。

旅の二日目、2018年の大晦日は台北街歩きを楽しんでいます。

朝一番で台北最古の古刹龍山寺へ参詣、清代の歴史保存地区「剥皮寮」、

昔ながらの庶民の台所「東三水街市場」をのんびり散策、

門前町の老舗甘味店「三六圓仔店」で一息入れた後はMRTで士林へ移動、

「國立故宮博物院」で二大名宝の「肉形石」と出張中だった、

「翠玉白菜」の写真パネル(笑)をじっくり鑑賞、

名宝に食欲を刺激されて再び台北中心部に戻ってきました。

台湾発ランチは、やっぱり小籠包、でしょうと、

グルメストリート永康街の超有名店「鼎泰豊」本店をめざすも、

予想通り、いや予想以上のまさかの「140分待ち」にさっさと(笑)戦線離脱、

食いしん坊の勘と本能を頼りに歩き始めてすぐ、野宮センサーが反応したのが、

1949年創業の上海料理の老舗「高記(カオチー)」。

おめでたい赤い外装、ガラス越しにコックさんが調理している様子も見え、

評判の良い中華街のお店って感じ、ここ、絶対間違いない。

私たちと同じように「鼎泰豊流れ」(笑)と思われるお客さんたちで

ここもそれなりの行列ができていましたが、ほどなく順番がきて店内へ。

店の入り口には美味しそうな中華菓子や中華パイなどが並び、

1階席ではみんなわいわい賑やかに上海点心を楽しんでいます。

案内されたのは2階の席、中2階にも席があり、広い店内はもう満席。

天井にはシックなシャンデリア、上品な黒檀風の調度類、

シンプルな食器やカトラリーがお洒落にセッティングされていて、

落ち着いたいい雰囲気だけど、気取り過ぎない感じが好ましい。

席に着くとすぐに満席の店内を泳ぐようにやってきたスタッフが

熱いお茶が入った急須とメニューを持ってきてくれる。

日本語は通じないけどメニューは日本語・英語が併記されてるので安心。

迷うまでもない、もう全身の細胞が「小籠包」を激しく求めているので、

「元籠小籠包」と「蟹黄小籠包」、それから海老雲吞入りの汁麺、

喉も乾いたので、台湾ビールも注文しちゃった。

オーダーが無事済んだら小籠包が来るまでにスタンバイ。

メニューにその正しい手順が書かれています。

小皿に黒酢と醤油を2:1で入れ、さらに千切り生姜を載せる。

あとは台湾ビ―ルでのどを潤しながら真打登場を待つのみ。

ちなみにこの台湾ビール、軽くて苦すぎなくて、すっごく飲みやすい。

ごくごく、イケちゃう。

遅すぎず、早すぎず、絶妙なタイミングで

ほっかほか湯気を立てる二つの蒸篭が運ばれてきました~。

まずは定番の「元籠小籠包」。

皮のひだひだを真ん中で斜めにひゅっとひねったいなせな姿。

ぷるぷるの小籠包をまずは蓮華の上にのせ、箸でそっと小さな穴を開け、

火傷しないように熱々の肉汁をすすります。

じゅわぁぁぁぁ・・・好吃!好吃!好吃~~~!

豚肉の旨みが凝縮されたコクのあるスープに衝撃。

何もつけなくても200%美味しいぜ。

さらに小皿のたれを絡ませた生姜を蓮華の上の小籠包にのせてパクリ。

う・・・うんまぁ~~~い!

もっちりした皮と味つけしっかりめの肉餡のバランスが最高。

黒酢と生姜の爽やかさでさらに味わいが変化し、

ひとつで何度も美味しさ変幻自在。

そして「蟹黄小籠包」

蟹の身と蟹味噌入りの贅沢小籠包です。

う~ん・・・これまた絶品!

濃厚なカニの風味が絶妙なコクを生み出しています。

お肉の旨み+蟹の旨み=足し算以上の美味となるのだ。

やばい、台湾ビールがぱかぱか進む。

海老雲吞入り汁麺も香港やハワイの中華街を思い出させる

我が家が大好きな安定のお味で大満足。

「日本人はなぜあれほど鼎泰豊が好きなのか?」

台湾人の七不思議がよ~くわかる。

つまりだ、台湾の小籠包はどのお店もレベルが高いってことね。

沖縄でどこで食べても沖縄そばが美味いのと一緒だ。

ちなみにこの永康街の「高記」は

NHKBSプレミアムの「二度目の台湾」でも紹介されていたらしい。

番組では店頭のガラス越しに調理されていた「焼き小籠包」が

紹介されていたようですが、なるほどね、二度目の台湾ねぇ。

定番は経験済みのリピーター好みのお店かもしれません。

小籠包以外のメニューも多分美味しいはず。

永康街名物の大行列から戦線離脱したならば、

メインストリートをそのまま2、3軒進んでみてください。

愉悦の小籠包がここでも出会えます。

定番と蟹味噌入り、どっちも美味美味♪

(写真は)

もっちりした皮。

ジューシーな肉餡。

熱々のスープ。

一個で食べごたえのあるタイプ。

満足感高いよぉ。