風が吹けば

風が吹けば

桶屋が儲かる。

老街を歩けば

桶屋にぶつかる?

迪化街は迪化街楽し。

年末年始野宮的美味台湾旅リポート。

旅の三日目、2018年も元日も冬の台北街歩きを楽しみました。

朝一番に龍山寺で初詣、小雨に濡れる壮麗な「総統府」を見学後は

淡水河の水運で栄えたかつてかつての「大稲埕」現在の「迪化街」へ。

バロック様式や中洋折衷様式の美しい赤煉瓦建築が並ぶ街並みは

台湾リノベブーム発祥の地、新旧の魅力が融合した素敵なエリア。

創業124年の「李亭香餅店」では台湾伝統菓子を大人買い、

元々は農具店だった「永康農具工廠」ではお洒落なキッチン道具を。

台湾の暮らしに欠かせない伝統的な提灯店「老棉成燈篭」などなど

歴史ある迪化街は「老店」と呼ばれる老舗ショッピングが楽しめます。

比較的静かな北側から南下する穴場ルートを選んで正解だったかも。

気づけば朝からしとしと降っていた台北名物の冬の小雨がいつのまにかやみ、

うっすらライトグレーの空のはざまに青空ものぞいてきました。

おおお、台北到着後初めての日差し♪

足どりもさらに軽くなって通りを進むと・・・、

道路にまで竹細工やカラフルな籠があふれだしているお店を発見。

看板には大きく「高建」の二文字。

あまりに商品の密度が高すぎて入り口から中が見えない(笑)。

カゴカゴカゴ・・・カゴでいっぱい。

籠屋さん?

いえいえ、ここもまた迪化街の名物老店。

創業70年の「高建桶店」なのであります。

うふふ、農具店のお次は桶屋さん♪

かつては店の奥の作業場で桶を作っていた老舗で、

今では竹細工やカワイイ籠などが大人気の雑貨が大人気のお店。

奥の作業場は倉庫になりましたが、今でも職人さんを抱え、

それぞれの作業場で製作した竹細工などが並んでいるのでした。

風が吹けば桶屋が儲かる、と言いますが、

街を歩けば桶屋にぶつかる、なんて迪化街はホントに楽しい。

間口の狭いお店に地元のお客さんや観光客が次から次とやってくる。

お目当てはカラフルでプチプラなプラスチック籠。

色とりどりの梱包用PPバンドで編まれたプラカゴは

見た目もキュートで濡れてもOKなのでビーチバッグとしても人気とか。

ストライプやチェックやビビッドなのやシックな色合いやよりどりみどり、

2個3個、両手にぶら下げて買っていくお客さんもいます。

品定めに余念がない先客さんの間をする抜けて店内へ。

お~、メイドイン台湾がいっぱい。

竹細工の籠やカトラリー、木べらに蒸篭、お茶セット、

伝統的な形や編み方の竹細工はナチュラルで温かな風合いが素敵。

どこか懐かしく初めてではないような既視感があります。

たとえば持ち手が付いた蓋つきの籠、

なんといえない優しいフォルムは・・・

あ~、そうだ、沖縄の「サギジョーキ」だ。

果物やサーターアンダギーなど入れて持ち運ぶ昔ながらの民具。

那覇のローカル市場の荒物屋さんの店先で見かけたなぁ。

台湾と沖縄の深いご縁を迪化街の桶屋で見つける。

これだから街歩きは楽しいのよねぇ。

台湾製サギジョーキも相当惹かれましたが、

これを飛行機で持ち帰るのはかなり至難の業(笑)だし、

既にお菓子やらドライフルーツやらカトラリーで両手はいっぱいなので、

赤と緑の編みこみ模様がキュートな竹製の鍋敷きだけをゲット。

桶屋で鍋敷き、いとおかし。

ほうきやへちまの垢すり、魚河岸っぽい買い物籠などなど

桶屋さんには昔懐かしい日本の風景を思い出すアイテムもたくさん。

初めてなのになぜか懐かしい気持ちになる。

台北は迪化街北側の「高建桶店」。

寄り道したくなるデジャブポイントです。

(写真は)

カラフルなプラ籠と竹細工が目印。

迪化街北側の「高建桶店」。

懐かしいナチュラル雑貨がいっぱい。