極上微熱

北回帰線が通る

台湾東部南投県。

連綿と続く赤土の丘。

たわわに実る南国の果実。

極上の微熱山丘。

年末年始野宮的美味台湾旅リポートのファイナル編。

ミシュランのビブグルマンに輝く「茂園餐廰」で最後の晩餐を堪能、

古き良き萬華のあるツインタワーのホテルに戻ってぐっすり熟睡。

夜が明けていよいよ台湾とお別れの朝を迎えました。

帰りの飛行機は朝8時半発、6時前にホテルをチェックアウトし、

タクシーでMRT空港線の台北駅へ向かいます。

お別れの朝も冬の台北名物の絹糸のような雨がしとしと。

タクシーの車窓からまだ暗い明け方の台北の街を眺めていると。

早起きの豆漿店からもくもく白い湯気があがっていました。

そこだけ明るい店内ではこれから働きに出る人々が

昔ながらの熱々の豆乳や焼餅や蛋餅を頬張っています。

私は今日でお別れだけど、台北はいつもの朝を迎えている。

旅の終わりは・・・いつもちょっぴりセンチメンタル(涙)。

でも、楽しかった、美味しかった、絶対また来たい。

台湾再訪を心に誓っているうちにタクシーは台北駅へ到着。

MRT空港線の始発で桃園国際空港へ向かいます。

朝早い空港は混雑もなくすいすいと出発手続きも完了。

荷物を預けて、あとは飛行機の出発を待つだけ。

登場時刻まではまだ少し余裕があるので、旅のラストミッション、

残った台湾元を使い切るべく、最後のお買い物♪

え~っと、ショッピングフロアーは・・・あ、あっちね。

免税店が並ぶ明るいエリアへ向かう途中に・・・ん?

何やらお洒落なお店が一軒だけ独立したブースを出している。

・・・お菓子屋さんっぽいよね・・・と看板の文字をよく読むと、

お~っと!「微熱山丘 SunnyHills」ではありませんか!

やった、最後の最後にカリスマスイーツに遭遇!

台湾土産の大本命「パイナップルケーキ」、

今回の旅でも昔ながらの庶民派から伝統菓子店のこだわり派まで

さまざまなタイプの「パイナップルケーキ」をゲットしましたが、

近年「パイナップルケーキ」界のカリスマ的地位を築いているお店が

この「微熱山丘 SunnyHills」なのであります。

名前は知っていたけれど、本店は台北から遠いので

あきらめていたのよねぇ~。まさか桃園空港に出店していたとは。

「微熱山丘 SunnyHills」は

2009年に台湾南投県八卦山、北回帰線が通る台湾中部に

連綿と続く赤土の丘、その名も微熱山丘で生まれました。

あたりはパイナップル畑、茶畑、ライチ畑などが連なる田園地帯で、

鉄分を豊富に含んだ水はけの良い赤土の土壌は特にパイナップル栽培に最適。

この丘で18か月もかけて育てた台湾原産のパイナップルを使い、

自然の風味を100%生かして焼かれたケーキは今やカリスマ的人気。

当初は南投県の本店にまで足を運ばなければ入手不可能でしたが、

今では台北、高尾にもお店ができていて、

なんと2013年には東京・表参道にも出店しているらしい。

自然の木材を大胆に使った店舗設計は隈研吾氏とか。

ただし台湾と日本では意図的に味や食感を変えているそうで、

本場台湾版微熱山丘、ここで買わずしていつ買う(笑)。

迷わず足を止め、可愛いショップでひと箱購入。

まぁ~、なんてお洒落♪

ナチュラルなボックスをさらに布の特製バッグに入れてくれる。

自分土産はもちろん、味やセンスにこだわる人にも

自信たっぷり、鼻高々でプレゼントできますね。

10個入りで420元、ちょっとお高めですが、

餡は台湾産パイナップル100%、

その甘み、酸味、香りをそのまま生かしているため

自然な繊維をざくざく心地よく感じられる、らしい。

さらに外側のクッキー生地にはフランス産エシレの発酵バターに

こだわりの小麦粉が使われているときては納得のお値段かも。

微熱山丘・・・美味しすぎて微熱出ちゃうかも(笑)

むふふ♪最後の最後にカリスマもゲット。

お家で帰ってから各種パイナップルケーキの食べ比べが楽しみ♪

さあ、お財布の残り少ない台湾元を使い切りましょう。

ナッツ系の台湾おつまみなどほいほい購入、

搭乗時刻ギリギリまでお買い物を楽しみました。

あとは搭乗口にかうカフェで軽い朝食。

台北グレーの空ともまもなくお別れ。

この後に事件が起きるとはつゆ知らず(笑)。

桃園空港ダッシュ事件、詳細は明日。

笑えます。

(写真は)

カリスマ的人気の

「微熱山丘 SunnyHills」桃園空港店。

北回帰線が通る赤土の丘。

降り注ぐ太陽の恵み。

極上微熱の味がする。