ウチの炒り豚

特別なものは

何もいらない。

豚肉と玉ねぎと

フライパンさえあればいい。

ウチの炒り豚万歳!

10連休も後半に突入しました。

今日は全国的に絶好のおでかけ日和となりそうですね。

朝思いたってすぐできる行楽弁当にもぴったりの絶品おかずがあります。

先日の超時短お花見弁当編でちょろっと触れましたが、

そうです、東京下町老舗食堂の名物「炒り豚」であります。

落語家さんが昼のチョイ飲みを楽しむ番組をたまたま観ていたら、

野宮センサーがビビッと反応したメニューがありました。

東京浅草6区、演芸ホールのすぐそばにある「水口食堂」は

落語家や芸人さんに愛される創業65年の老舗食堂なのですが、

そこの看板メニューとして登場したのが「炒り豚」。

戦前は同じ台東区の三筋で洋食屋を営んでいた水口食堂、

戦後に浅草に移ってきたときには既にメニューにあったという、

いわば戦前生まれの、ザ・昭和な下町の味であります。

作り方も材料も超シンプル。

熱々のフライパンで豚肉とたまねぎを強火で炒め、

水口食堂オリジナルの秘伝のたれでざっと炒め合わせるだけ。

これが、実に、艶々、照り照りで実に旨そうなのです。

う~む、秘伝のたれの正体が気になる。

画面を見ながら野宮センサーが激しく推理を始める(笑)。

元は洋食屋さん・・・てことはデミグラス系か・・・?

いやしかし今は100種類以上のメニューを出す大衆食堂、

一から手間のかかるデミグラスソースを仕込むのは無理だよねぇ、

出来上がりの色から類推するとケチャップ+ソースあたりか・・・?

すると落語家さんが発したコメントにヒントが。

「懐かしいなぁ、炒り豚。下町の味だよねぇ~、

ウチのお袋も良く作ってくれたなぁ、弁当にも入っていたよ。

家によって味が違ってさぁ、ケチャップとソースとか醤油とかさ、

ここのは・・・ん?カレー粉入ってる?」

と食堂のお姉さんにナイスな質問、さすが落語家さん、上手い。

「はい、隠し味にカレー粉使ってます」

いいねえ、下町食堂は、オープンだ。

で、先日、朝起きて急に思いたった花見弁当作り、

ちょうど冷蔵庫にあったのが豚肉と玉ねぎ、

もう、これは「炒り豚」作るっきゃありませんよね。

まずは豚肉にこんがり焼き目が付いたあたりで玉ねぎを加え、

ついでに野菜室にあったエリンギも大きめに切って投入、

強火でジャジャッっと炒め合わせ、玉ねぎが透き通り甘い匂いがしてきたら

ケチャップとソースとお酒を少々、調味料をちょいと焦がすくらいに

食堂の親父気分(笑)で豪快にあおり炒めたら、黒胡椒もたっぷり、

ウチの「炒り豚」の完成。

超シンプルながら魅惑的な出来上がり!

ちょっとつまみ食い・・・ヤバい!めっちゃ、旨い!!!

これはご飯が進む、ビールも進む、大人も子供も大好きな下町の味だ。

初めて作ったのに、既にめちゃくちゃ懐かしい気持ちになる。

満開の桜の下で鮭と胡麻のおにぎりと一緒に頬張れば、

むふふ我が世の春って感じでありました。

しかし、旨い旨いと完食してから気が付いた。

あ・・・!カレー粉、忘れた!

せっかく水口食堂秘伝のたれの隠し味情報を得たのに、

すっかり忘れていた。

まあ、そそっかしさも「ウチの炒り豚」の隠し味ってことで(笑)。

次回はカレー粉入りで試してみましょ。

思いったらすぐできる。

気取らない下町のおかず「炒り豚」。

特別な材料は要りません。

イベリコ豚や黒豚よりも

特売の切り落としがおススメ(笑)。

「ウチの炒り豚」は世界一、なのだ。

(写真は)

ウチの炒り豚の写真は

すでにご紹介しましたので、

代わりにGW特別どら焼き。

円山動物園ともりもとがコラボ。

「ZOOどら焼き」♪

こちらも美味なり。