晩秋のサラザン
ほろほろ
香ばしく
味わい深く
大地を感じる
晩秋のサラザン
今は晩秋?それとも初冬?
朝のラジオで「あなたにとって今は秋?冬?」なるテーマで
リスナーさんのお話を募っておりましたが、
確かに暦の上では立冬過ぎているけれど、まだ雪深くもないし、
寒いけれど、色とりどりの紅葉もまだ美しいし、
う~ん、場所によって、人によって季節感はまちまちかも。
そんな季節に素敵な焼き菓子にでありましたよ。
我が家のお気に入りのショコラトリー
「L’air du temps(レール・デュ・トン)の季節限定のお菓子、
「ガレット フォンダン サラザン」です。
「サラザン」とはフランス語で「蕎麦粉」のこと。
北海道の蕎麦の名産地幌加内町出身のスタッフのご両親が作っている
そば粉を使った香ばしいガレット(丸い焼き菓子)あります。
同じ幌加内産のそばの蜂蜜をはさんだ2枚重ねの贅沢仕様。
ガレットの上には愛らしい蕎麦の実がトッピングされています。
そばの季節=晩秋にお似合いの「ガレット フォンダン サラザン」。
濃いめの紅茶を淹れて、さっそくいただきましょう。
さくっ・・・ほろ、ほろほろ・・・
バターたっぷりの蕎麦粉生地の食感がもう繊細で最高。
ほろほろ崩れそうなガレットにはさまれたそばの蜂蜜はしっとり、
生地も蜂蜜も幌加内産の蕎麦の恵みをふんだんに生かした焼き菓子は
ひと口頬張った瞬間に、ふわり・・・と蕎麦の香りも感じます。
晩秋の蕎麦畑の風景が目に浮かぶような季節限定の贅沢ガレット。
サラザン(sarrasin)はもともとアジアや現在のトルコあたりで栽培され、
中近東に赴いた十字軍が15世紀頃にヨーロッパに持ち帰ったもので
イスラム教徒であるサラセン人にちなんで「サラザン」と呼ばれるように
なったといわれます。フランスではブルターニュ産の蕎麦粉が有名ですね。
ブルターニュ名産蕎麦粉のガレット(クレープ)は日本でもおなじみですが、
最近のフランスではヘルシー志向からサラザン(蕎麦)ブームだそうで、
蕎麦サラダや蕎麦粉のガレットの巻き寿司「ブルトン風寿司」、
卵の替わりに蕎麦粉を使ったキッシュなど様々なサラザンレシピが人気らしい。
蕎麦は害虫に強く農薬や肥料を必要としないエコロジーな農作物、
フランスでは昔から「凶作の時でもサラザンを植えれば生き延びられる」と
農村で語り継がれており、サラザンの花は蜂を惹きつけ、周囲の植物の受粉を
促進する働きもあるなど、現在の環境問題の救世主ともなっているようです。
そばは凄い。そばは美味しい。
ほろほろ香り高いそばの焼き菓子。
晩秋のサラザンにうっとり♪
(写真は)
「L’air du temps(レール・デュ・トン)の
季節限定の焼き菓子
「ガレット フォンダン サラザン」
幌加内産蕎麦粉と蕎麦の蜂蜜が
最高にほろほろ香ばしい



