割れて地固まる

さくさくで

あらねばならない

おめでたいワケがあった。

割れて地固まる

ハッピーウェディング

今朝は爽やかな初夏の日差しと風が戻りました。

時ならぬ5月の真夏日からようやく解放(笑)。

昨日はいつもの午後のお茶時間も

あまりに暑くて氷たっぷりアイスティーをがぶ飲み(笑)。

自分で意識しているよりも体が水分を欲っしていたようで、

季節外れの猛烈な暑さ、熱中症対策は本当に大事、ですね。

で、再びロンドン土産のさくさくのお話。

夫が海外主張で仕入れてきてくれたロンドン&パリのお菓子軍団、

まずはファイル#1「ショートブレッド」から実食。

スコットランドの伝統菓子「ショートブレッド」とは

「short」=さくさく、したクッキーのようなお菓子です。

材料は小麦粉、バター、砂糖、塩の4つだけ。

小麦粉にバターを切り混ぜ、砂糖、塩を加えて成型し焼き上げ、

卵を加えるクッキーとは似て非なる、

さくさく&ほろほろした独特の食感が特徴で

濃厚なバターの風味も相まって紅茶との相性は抜群。

昨日のような暑い日はアイスティーともよく合います。

ファイル#1、正確な商品名は

「TESCO finest All Butter Shortbread Fingers」。

「TESCO」は世界5大流通チェーンのひとつで、

コンセプトは「毎日がお得=Best price everyday」、

庶民的な価格でロンドン市民の食卓を支える、

イギリス最大手のスーパーマーケットであります。

その「TESCO」が他社との競争に打ち勝つために、

戦略的に打ち出した高級PBブランドが「Finest」シリーズ。

え~っと、セレブなイオン、というか、成城石井的な感じ?

素材の良さとクオリティを売りにした勝負ブランド、の

「All Butter Shortbread Fingers」というわけ。

確かに材料は小麦粉、バター、砂糖、塩の4つだけ。

バターの配合は32%と、伝統的なセオリーを尊重しています。

イギリス土産の定番となっているショートブレッド、

数あるブランドの中でもスーパーで買える高品質スイーツとして

ロンドン土産の注目アイテムとなっているようです。

夫、グッジョブ。

さらに面白いのは、この形。

小さな穴がぽつぽつ空いたバー状の「Fingers」タイプ。

紅茶のおともにさっとつまんでぱくり、さくさく&ほろほろ。

とっても気軽に、手軽に食べやすいこの形・・・

う~ん・・・どこかで見たような、何かに似ているような・・・?

10秒で食べられる・・・

おいしいバランス栄養食・・・

そうだ、あれだ、カロリーメイトだ!

箱からちょこんとぽちぽち目鼻の可愛いバーが顔を出すCM、

あのカロリーメイトとこのショートブレッド、そっくり♪

実はショートブレッドには三つの形があり、最も古いのが

16世紀スコットランドのメアリー王女がお気に入りだったという、

「ペチコートテイル」と呼ばれる放射線に切れ目を入れた円盤タイプ。

その後、バー状の「フィンガーズ」、小さな円形の「ラウンド」が生まれ、

この「Fingers」がカロリーメイトのモデルになったのだそうです。

ショートブレッドは、スコットランド生まれの、

歴史的バランス栄養食だった、わけね♪

さらにさらに、さくさくには面白い理由がありました。

バターや砂糖など贅沢な材料を使ったショートブレッドは

昔は結婚式やクリスマス、新年などお祝いの際に食べる特別なお菓子。

特に花嫁がはじめて新居の敷居をまたぐ際には古典的な円盤状の

「ペチコートテイル」を頭の上で割るしきたりがあったとか。

つまり、さくさくとすぐ砕けて割れなければいけなかったのだ(笑)。

美味しいさくさくには、おめでたいワケがあった。

東の国では、雨降って地固まる。

西の国では、さくさく割れて地固まる。

世界のお菓子には、その国の物語が秘められている。

ショートブレッドのさくさくの秘密。

(写真は)

ね?

カロリーメイトそっくりでしょ?

ぽつぽつの穴が可愛い

「TESCO finest 

All Butter Shortbread Fingers」♪

甘さ控えめで、超美味しい。