まさかの英語

え・・・

まさか・・・

知らなかった・・・

そんな日本語が、

英語になってるなんて。

今朝の朝刊国際面のコラムの見出しに、目が覚めた。

「『chikan』早く死語に」。

ん?chikan・・・って・・・ちかん?痴漢???

え、ええ~!?「痴漢」が英語になっているの~???

朝から、衝撃・・・。

ロンドン特派員の記者さんが書いたコラム。

英国政府の公式HPに日本への渡航者向けの注意喚起文として

こんな文章があるのだそうです。

「日本の満員電車では女性が”chikan"に遭うのはかなり一般的です」。

海外旅行者へテロやスリへの注意喚起はよくありますが、

日本へ行くなら「痴漢」に注意しなさいって・・・ショック。

しかも、「chikan」と、そのまま英単語になっている。

「sushi」とか「teriyaki」とか「sumo」とか

日本文化がそのまま英語になった誇らしい例はあったけれど、

まさか「痴漢」が英語になるなんて、つまり、それって、

あのような恥ずべき犯罪行為を表す英単語がなかったからよね。

イギリスの満員電車では、まず起きないって、ことよね。

あ~、知らなかった。

コラムを書いた特派員氏もこのHPの存在を

現地の日本出身の女性助手に教えてもらったそうで、

「日本は女性を見下している男性も多いから、

痴漢も多いんですよ」と手厳しい意見を頂戴したとか。

まだまだ男尊女卑が根強い日本社会、一日も早く「chikan」を死語にするには

男性の意識改革が必要なのかもしれないというコラムを読んでいるうちに

先日の大河ドラマ「いだてん」の四三先生の台詞が蘇ってきました。

「男が悪か!女子には何の非もなか!男が目隠しばしたらどぎゃんですか!」。

東京府立第二高女の女学生たちは四三先生の熱血指導で

スポーツの魅力に目覚め、夢中で練習や試合に臨んでいくのですが、

靴下を脱いで素足で走った女学生が「世間の好奇の目にさらされた」と

学校に抗議にやってきた親たちに、四三先生が熱くこう反論したのです。

速く走ろうと靴下を脱いだ「女子に何の非もなか!」

好奇の目で見る「男が悪か!」

よう言った!!!四三先生!!!

もう、画面に向かって拍手喝采の場面だった。

健やかな心身を、好奇の目で見る、その意識が、悪か!

男性も、女性も、お互いにリスペクトせねばいかんでしょうが。

男尊女卑が当たり前だった大正時代に国際的な感覚を持ち、

女子体育の普及に尽力した金栗四三先生が

2019年現在、英国政府の公式HPに「chikan」なんて

まさかの英語が記載されていることを知ったら、

あの熊本弁でどんな風に一喝したでありましょう。

とつけむにゃあ、

恥ずかしきことたいね!

一日も早く「chikan」を死語に。

こんな日本語は、いらない。

(写真は)

世界に自慢したい

日本の野菜料理

「gomaae」。

最高のベジタリアン料理、よね。