紫陽花守り
よかった。
朝から青空だ。
天の川を渡り
年に一度の逢瀬の日。
紫陽花が守ってくれた?
今日は七夕。
織姫と彦星が一年に一度だけ逢える大切なデートの日。
この日の空模様を昔の人も相当気にしたようで、
7月7日に降る雨のことを二人が乗る牛車を濡らす「洗車雨」、
または哀しみの涙を流す「洒涙雨」などといわれるようです。
が、今朝は朝から抜けるような青い夏空。
令和元年の七夕逢瀬、天候は上々、ほっとしました♪
今頃は二人とも今宵の待ち合わせに備えて、
いそいそと衣装を選んだり、お肌のケアにいそしんでいるかも。
そんな七夕デートを祝うかのように
我が家マンション前の紫陽花がまさに今が見頃となっています。
実は、この紫陽花も、少なからず貢献しているのかも。
ちょうど1年の半分が過ぎて本格的な夏を迎えるこの頃、
日本各地では昔から邪気や魔を払う行事、
「夏越しの祓(なごしのはらえ)」が行われてきました。
神社の境内に置かれた巨大な輪をくぐる「茅の輪くぐり」、
また京都の祇園祭も「夏越の祓」から発展していったお祭りです。
そんな夏の願い事行事のひとつに
季節のお花が主役のとっても風流な風習があるそうです。
それが「花守り」。紫陽花を摘んで小さな花束を作り、
願い事や名前、生年月日などを書いた和紙や半紙を細かく折って
紫陽花の花の下にくくりつけ、白い和紙で花束を包み、
水引で結んで家の門や玄関、台所の入り口などに吊るす、のだとか。
清らかな紫陽花の花がさまざまな邪気や魔を払ってくれる。
なんと美しく風流な季節の行事でありましょう。
そういえば、我が家のマンションの玄関ロビーには
この時季になると「ご自由にお持ちください」と
管理人さんが朝摘みした紫陽花が置かれているのでした。
あらら・・・なんて素敵。
知らぬうちに我がマンションは毎年「花守り」されていた♪
紫陽花のみずみずしい力に守られて、
今年も元気に夏を乗り切れそうな気がしてきました。
紫陽花守り。ありがとう。
(写真は)
我がマンション自慢の
紫陽花ロード。
桜並木の下に
夏が来た。

